LayerXの爆速開発にエンジニアインターン生はついていけるのか...!?
※ こちらは「LayerX Advent Calendar」 54日目の記事です。
TL;DR
・PdM志向の新卒エンジニアは本人の志向とすり合わせたアサインから、LayerXの開発チームに参加することが出来る。
・仕様理解やコードの説明などの教育を受ける機会はあり、即戦力でなくても少しつづ力を付けながらインターンに参加出来る。
皆さんこんにちは!LayerX エンジニアインターン生のタカギ(@DOKOSORE_takagi)と申します。趣味は旅行とサウナです。最近のおすすめサウナは宮前平駅の湯けむりの庄です。好きなLayerXの行動指針はBe Animalです
■ はじめに
少しキャッチーなタイトルにしてみましたが、要はシニアなエンジニアが多いチームでエンジニアインターン生はどう関わっているのかを解説すべく、記事を書きました。後述しますが、僕は情報理工学系の学部に通ってるわけでもなければ、趣味でOSSにコミットするようなツヨツヨなエンジニアでもありません。プログラミング歴1年半で友達と少しサービス開発をしたことがあるくらいの人間です。
LayerXのインターンが気になるが、実際にどんなことをやってるんだい?みたいなことをよく聞かれるので、それに答えるべく記事を書きます。別記事でマーケインターン生の平出くんが「LayerXについて学生からよく聞かれる7つの質問」を書いてくれているので僕は入ってから具体的に何をしてきたのかを書きたいと思います...!
■ Who am I
趣味でWeb開発をしている大学院生です。専攻はライフサイエンス系です。遺伝子編集とかカッコイイ〜!と思いながら日々研究しています。コードは2020年から真剣に書き始めていて、バックエンド側を書くことが多いです。というか最近までWeb系はフロント側を書いたことがありませんでした。
現在はエンジニアリング力を持っているPdMを目指しており、就活で選考を受ける企業様もエンジニア出身のPdMの方がいるかどうかを重視しています。なのでLayerXへの就活を考えられていて、僕と同じお気持ちの方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
■ LayerXインターン参加 1ヶ月目(10月)
LayerXのことを少しでも調べられた方は『爆速開発』という言葉を目にされた方も多いと思います。実際にシニアなエンジニアも多く、とんでもない速度で開発が進んでいます。そんな現場で初日からコードを書くことはありませんでした。僕のお気持ち的にもLayerX側としても、まずはプロダクト理解から。ということで、カスタマーサクセス(以下: CS)に近いデータ分析系のエンジニアとして参加しました。初月の業務内容はざっくりと
・LayerX提供サービスであるバクラク請求書の仕様理解
・バクラク請求書やバクラク申請などの新機能の使用率を分析
・CSの業務内で使用するプロダクトの自動化プログラム実装
でした。社会に出たことがない大学生にとって、バックオフィス系のSaaSはハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、心配することなかれ。ちゃんとプロダクトの仕様を理解する時間をいただけます。この期間は、社内のオンボーディング用のチュートリアルやリリース前のQA作業を通して、仕様の理解を深めていきます。また、データ分析の観点はセールスや開発エンジニアの方々からご要望をいただいたり、自分で考えたりします。基本的にはSQLしか書かないので、SQLがある程度書けると良いと思います。
■ LayerXインターン参加 2ヶ月目(11月)
プロダクトの理解が進んできたところで、データ分析も進めつつフロントエンドのコードを書き始めました。軽いUIの調整や、別プラットフォームとの連携タスクまで手広く担当しました。前述の通りフロントエンドのコードを書いたことがなければ、別プラットフォームの仕様も知らない中、手探りで実装しました。基本的に背伸びしないと達成出来ないタスクを割り当ててもらえるのでLayerXの行動指針のBe Animalをひしひしと感じました。
自分も基本的には「ググればなんとかなるやろ」精神なので、Animalに色んなことを勉強しながらタスクを進めるのは楽しいと感じています。
■ LayerXインターン参加 3ヶ月目(12月)
データ分析のタスクも落ち着いてきたことから、11月の末頃から本格的に開発エンジニアとして参加しています。引き続きフロントエンドを書きつつ、少しつづバックエンドを書き始めました。Vue.jsもGolangも書いたことが無いので引き続きメンターさんに色々と教わりつつ実装しています。実装の仕方は色々とある中で「設計上こういう実装の方が良い」みたな指摘を受けることが出来るので、その点でもかなり勉強になっています。
■ これからやりたいこと
現在は環境に慣れるために比較的軽いタスクを振っていただいていますが、早く重めの新機能の開発などにも取り組めるようになりたいと思っております。有り難いことにバクラクシリーズには、お客様から多くのご要望をいただいています。開発者側としても、この機能作りたい...!という議論になることがありますが、リソースの問題で保留されているものが少なからずあります。今後はお客様に圧倒的に使いやすいプロダクトを提供するために、保留されてるものも僕がガンガン実装できるようになりたいです🔥
最近のリブランディングの際に、なぜ使いやすいプロダクトにこだわっているのか?について説明されていたので、興味のある方はぜひ!
■ LayerXの良い所
個人的に良い感じたことは以下2つあります。
・業務内で使うプロダクトを使いこなして効率的に業務を進めている
・チンパン質問による心理的安全性の高さ
・業務内で使うプロダクトを使いこなして効率的に業務を進めている
LayerXではZapierやその他の自動化プログラムを使って、多くのことが自動化されています。自分の業務に集中するためにプロダクトを使いこなしてる感があってめちゃくちゃ良いです。エンジニアの方に限らずビジネスサイドの方も、自動化プログラムを書かれているのもめっちゃ良いです。
CSリードの梶さんのnoteの所々で自動化プログラムを観測出来ます。
・チンパン質問による心理的安全性の高さ
チンパン質問とは初歩的な質問のことです。使用例は「チンパンなんですけど、〇〇の仕様でこれで合ってますか?」みたいな感じです。チンパンという枕言葉をつけるだけで、初歩的な質問を投げるハードルがグッと下がります。LayerXにはゴリラのような強い人しかいないイメージをまだ持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかというとチンパンジーの方が多いです(失礼) 。チンパン質問を使いこなして、分からないことをどんどん聞いていきましょう!
■ おわりに
この記事ではインターン生がLayerXの開発チームにどのように参加してきたかを解説しました。意外と入ってから勉強してなんとかなることがお伝え出来てれば幸いです。またPdM志向に関わらず本人の志向にすり合わせたアサインをしてもらえるので、PdM志向以外の方もご安心ください。
LayerXの良いところなんて無限にあるのであとは実際に見てみましょう!