失ったモノ。手に入れたモノ
嫌気のさす首都圏を東京を捨てて、350km。新潟に来て1年半程になる。まぁ精神科に入院するとは思い描いてなかったが。
仕事も復帰できず退職した。無職になった。精神疾患の最後のトリガーは仕事だけど、仕事が原因ではないので労災ではないし、傷病手当と貯金でやりくりしていく。
Iターンして手に入れた暮らしは大満足。QOL爆上がり。でも仕事はそうじゃなかった。やりがいとか達成感はあるけど、あったけど。それよりも削られていく体力と精神。自分の中での理想とか、考えとか、こうあるべきとかからどんどんかけ離れていく現実。近づけようと努力するけど最早私1人でどうにかなる範疇じゃなかったりで。上手く折り合いつけて妥協点を見つけて落としところがあれば良かったのかもしれないけど。私の実力が足りない、下手くそなのも相まって理想に近づくどころか空回りの連続。夜勤を含んだ連勤やサビ残が当たり前になると体が持たなくなってくる。最早なんのために生きてるのか。ふとしたときに涙が溢れる。みたいな
大好きなお酒もアルコールと化して、現実逃避の手段となってしまっていた。精神科を勧められ、服薬しながらも勤務していたが、薬の副作用でぼやっとしてることが増え、上司に叱咤されれば使い物になら無いほどぐずぐずになる。ある日とうとう出勤できなくなってしまった。
長いな。。。そんなこんなで仕事を失いました。プー太郎です。無職です。このままだと徐々に貯金も失うことになる予定です。ついでに健全(?)健康な心を失いました。これは仕事だけが原因って訳じゃないけど。なんなら自傷しまくったので綺麗な二の腕も失いました。傷の残る二の腕です。体力も痩せて筋肉も失いました。贅肉は落ちて良かったけど笑
踏んだり蹴ったりみたいですね笑
でも手に入れたモノもあります。こんなにもボロクソになったどーしようもない輩と繋がっててくれる友達。それもたくさん。
どこから友達よ?となるけど。それでもこんな状態の私に連絡を寄越してくれて、手を貸してくれて、退院するのを待っててくれる。もちろん大学や地元の友人たちも。コロナさえなければ会いに行くのに。と何度聞いたか。
たぶんここまでなれば「友達」だよね?職場の同期も先輩もいい人たちばっかりだった。上層部はクソだったけど笑
同期も先輩方も心配してくれて、LINEくれる。コロナで面会できないけど退院後にご飯とか約束してる。もちろん主治医の先生も心理士さんも看護師さんもケースワーカーさんも。退院にまたお世話になる予定だ。
そもそも350キロ見ず知らずの土地にぶっ飛んできたどこの馬の骨ともつかねぇ小娘に良くしてくれるとかもう最高オブ最高じゃん。推せるしマジ神だわ。優勝レベル。
仕事失ったけど私という存在を私より大事にして思ってくれて優しく暖かく手を貸してくれる友人が居るからどーーーーにでもなるよ。多分。
すっころんで穴に落ちて負債の返済真っ只中だけど手を伸ばしてくれる人達が居るから。どうにでもなるよ。
死にたい。ってすべて投げ捨てようとした約10年前の自分へ
死に損なったあとにも地獄や悪夢や泥沼はあるしなんならまだ足をとられてるけど。少しは死に損なって良かったって思うことがあるから。この先のことはわからんけど、少なくとも23歳の今は生きてても良いんだ。たまに死にたくなるけど。って思えてるぞ。