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【レシピ】鴨肉のラグーのタリアテッレ ☆ 鴨肉の旨みたっぷりです
鴨肉のラグーについて
鴨肉を使ったミートソース(ラグー)。
イタリア全土で作られますが、
郷土料理のひとつとして、良く知られているのが、
北イタリア・州都がヴェネツィア(Venezia)のヴェネト州(Veneto)。
戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台となった、
ヴェローナ(Verona)もある、州です。
ヴェネト州では、ビゴリ(Bigoli)というパスタと一緒に、よく、作られている鴨肉のラグー。
私も、ヴェローナを訪れた時に、食べました。
ビゴリ(Bigoli)は、専用器具トルキオ(Torchio)で作られる
ヴェネト地方の伝統的なロングパスタで、スパゲッティよりも、やや太め。
トルキオは、子供用の、小さな木馬椅子のような形で、
ハンドル部分に、パスタ生地を入れて、ハンドルを回しながら、
グッグッグッと、強烈な力で、押し出しながら作ります。
ハンドルが固く、回すのに、本当に力がいるので、
この作業には、大人の男性ふたりは、必要だそうです。
(私は、まだ、実物を見たことが無いので、写真がなく残念です)
生パスタのビゴリは、強い力で押し出すため、表面がザラザラしていて、
これが、ソースと良く絡むのですよね。
ヴェネト州では、鴨肉のラグー、そして、鰯のソースと、良く合わします。
以前は、乾燥パスタも、ネットで売られていたのですが、最近では、見かけなくなりました。
う~ん、こちらも、残念。
![画像50](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/23599624/picture_pc_11cf2d5e3141f6fb627ad25d7d8484f2.jpg?width=1200)
(Bigoli)
パッケージには、「de Bassan(バッサーノの)」と表示。
以前、ご紹介したヴェネトの街・バッサーノ・デル・グラッパ(Bassano del Grappa)の中心・ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)も描かれています。
バッサーノ産の商品だったようです。
さて、今回の、鴨肉のミートソース。
既に、ご紹介の「ボローニャ風ミートソース」と、作業工程は、ほぼ同じですが、鴨肉を使う時のポイント、違いがあります。
しっかり説明していきますね。
前回、ご紹介の、手打ちパスタ・タリアテッレと合わせて、仕上げます。
もちろん、お家にある乾燥パスタでも、食べて頂けますよ。
パスタの選び方も、「応用編」で、お伝えします。
ボローニャ風ミートソース、鴨肉のラグー、どちらも、時間のある時に、
多めに作り、小分けにして、冷凍保存しておきましょう。
食べたい時に、茹でたパスタと和えるだけで、とっても重宝します。
是非、作り置きして頂きたい定番・パスタソースです。
最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編(食べ方)」
「料理用語のイタリア語」を添付しています。
記事末尾に、お問い合わせメールアドレスを、添付しています。
料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
添付アドレスより、お問い合わせ願います。
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☆関連・おすすめレシピ
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鴨肉のラグーのタリアテッレ
(Tagliatelle al ragu`d’anatra)
【 難易度 】★★★☆☆
【 作業時間 】 約 30 分 (煮込む時:1時間~1時間30分程は、除く)
(ソースが出来上がった後、一晩、冷蔵庫で寝かすと味が馴染みます)
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