トラジメーノの湖岸 & オリーブ畑
<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.35>
トラジメーノ湖(Lago Tragimeno)・滞在2日目。
公共の交通機関があまりなく、日帰りの旅は難しそうなので、
滞在中は、この街で、ゆっくり過ごす事にしました。
早速、朝から、湖の岸辺へ出ることに。
湖岸周辺には、このように歩道があり、ずーっと歩くことが出来るんです。
朝早かったので、人もほとんど居なくて、湖を独り占めしている感じ。
湖の水は、ひんやりしていて、うん、気持ちいいです。
歩道を、てくてく進んでいると、
一艘の船が、すーっと、前を通って行きました。
釣り人が乗っているようです。
湖ならではの、「漁」があるのでしょうね。
漁師さん、こちらに、手を振ってましたよ。
イタリアを旅していると、せっかく来ているのだから、勉強のために…と、食べる回数も、量も、多くなるんですよね。
景色が良いこの湖岸の歩道が、滞在中の良いウォーキングコースとなりました。
そして、トラジメーノ湖があるウンブリア州は、オリーブオイルの名産地。
湖岸周辺にも、オリーブ畑があります。
訪れたのは、6月下旬。
まだ、この頃は、小さい、小さい実をつけていたオリーブの木。
大きく育ち、熟して、9月頃には、大きい実となって、収穫されます。
毎年、収穫されたばかりのオリーブの実を、ぎゅっと絞って、
直ぐにボトリングした「新オリーブオイル・ノヴェッロ(Novello)」。
写真・右2本が、
ここ、ウンブリア州の「ピエトロ・コルチェッリ社(PIetro Coricelli)」の
新オリーブオイルです。
当スタジオでも、毎年末に、皆さまに、分譲させて頂いてます。
搾りたてホヤホヤなので、とっても、フレッシュで、そして、青リンゴのような香りのする美味しい一本です。
また、美味しいオリーブオイルが出来るのかな、食べれるのかな…と思いながら、湖畔を散策していました。