ヴェローナへ! でも、トラブル発生!
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.92>
トリエステ滞在最終日の夜、サン・ダニエーレ産・生ハムを満喫。
その翌朝、この旅最後の街・ヴェローナ(Verona)へ向かいました。
ヴェローナは、イタリア料理修行時代にも、友人が働いていたので、
よく訪れた街。
駅に到着後、市バスに乗って、街の中心へ行きます。
まずは、これを見なくては!っと、スーツケースを引きながら歩いていくと…、ど~ん!
ヴェローナの円形闘技場・アレーナ(Arena)が、目の前に現れました。
ローマの「コロッセオ(Colosseo)」は、本当に壮大で、立派。
とても素晴らしく大好きですが、このアレーナの、少し控えめな感じも、親しみやすく、私は好きです。
今回は、すでに始まっているオペラシーズンに合わせて、
野外オペラを初観劇するのも、このヴェローナ訪問の目的のひとつ。
アレーナ周辺も、すでにオペラ仕様になっていて、それだけでも、ワクワクしてきます。
さあ、メインストリートを進んで、ホテルへ向かいましょう。
さすが、オペラシーズン、観光客も多いです。
エルベ広場のランベルティの塔(Torre dei Lamberti)を横目に…。
ホテル到着です。
さあ、チェックイン、と思ったら…。
な、なんと!
ここで、トラブル発生!!
予約が入っていないと言われたのです。
きゃ~、どうする!💦
予約は、ネットで直接ホテルとやり取りしていて、
そのメールのコピーも持参していたのですが、それを提示しても、
ホテル側は「予約は入っていない、今日は、満室で部屋はない」の
一点張り…。
やり取りをしているうちに、なんだか、とても、とて~も腹が立ってきて、
私も、かなり強く、主張!
私「今、そんな事を言われても困る!オペラのチケットも購入しているし、
こうやって、メールでのやり取りのコピーも持ってきている!」っと。
結局、30分近い押し問答の末、スタッフの知人が経営する滞在型ワンルームを貸してもらうことになり、なんとか宿は確保。
ホッとしましたが、中心街から、徒歩15分以上の場所で、
しかも、値段は一緒、前支払いで、現金のみと言われ…、おいおいおい!
私 「ホテル側の不手際なんだから、値下げをして欲しい!」
ホテル「オペラ期間なんだから、泊まれる場所があるだけ良いでしょ。
朝食は、ホテルまで食べに来たらいい」と。
ホテル側の手違いなのに、絶対、そのことを謝らない、
偉そうな言い方にも、なんだか、すごーく、カチイ~ン!😡⚡️
こういうトラブルは、時々、ありますが、
どうも、このホテルとの相性は、かなり悪いようです。
二度と、このホテルは使わない!と思いながら、スーツケースを引き引き、その知人に案内されて、ワンルームがあるアパートまで歩いていきます。
ぶつぶつ言いながら、部屋に入ると、意外や意外、天井も高く、快適に過ごせそうなスペースで、ちょっと気持ちも、和らぎました。
鍵の返却も、最終日に、ホテルのフロントへ戻せばいいようで。
う~ん? つまり、我が家のように過ごせる?
これは、もしかして、あの相性が悪く、嫌なホテルで、苦々しく滞在するよりも、快適かも。
部屋の中をチェックしていたら、クローゼットの扉の奥に、ミニキッチンも発見!
お~!、良いじゃないですか。
ちょっとした調理も、出来るしね。💕
これだけで、急に嬉しくなってしまい、ホテルの対応の悪さなど、ケロッと忘れてしまった、私。
さあ、荷物を置いて、気持ちも切り替えて、街へ出ましょう!
折角のヴェローナ滞在です。
楽しみましょう!