マテーラの朝食
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.41>
マテーラ(Matara)で滞在したB&Bの朝食。
B&Bに在住している、おばあちゃまが準備して下さいました。
テラスで頂きます。
朝8時、まだ、陽が射していないので、とっても涼しいテラス席。
遠くには、洞窟住居・サッシ(Sassi)が見えますね。
このマテーラでも、日中は、気温も高く、焼けるような陽射しが降り注ぎますが、さすが、サッシ!
洞窟内(B&B内)は、涼しく、窓を開けていたら、とても快適です。
朝晩は、寒いぐらいで、最高気温35~36℃の猛暑の日々とは、思えないほど…。
ばっちり!熟睡できました。
さあ、しっかり朝食を頂きましょう!
イタリアの朝食は、甘いものが、テーブルに多く並びます。
ケーキに、タルト、クロワッサン。
このクロワッサンも、粉砂糖が掛かっていたり、中に、カスタードクリームや、チョコクリーム、ジャムが入っていることもあります。
そして、フルーツに、ヨーグルト…。
この辺りが、定番でしょうか。
私は、朝は、出来れば、チーズやハム類、卵、トースト等、塩系のものを食べたいので、最初は驚きましたが、慣れてくると、朝から、ケーキ ♪ と言うのも、なかなか美味しいです。
そして、イタリア滞在中だけ、私が、勝手に自分に‟ 解禁 ”しているのが、
このヘーゼルナッツを練り込んだチョコクリーム「ヌテッラ(Nutella)」。
イタリアの食品メーカー・フェロエ社が作った、日本でも有名なクリーム。
第二次大戦中に、原料のココアが不足した時に、地元ピエモンテ州の特産・ヘーゼルナッツ(nocciole)を練り込んで出来たもの。
今は、アメリカでも販売されているので、アメリカ産と思っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
これ、危険、危険…、美味しくて、止まらなくなるんです…。
カラブリア州の旅行記(2007年)にも、同じ事を、綴っていました。
ヘーゼルナッツを練り込んだものと言えば、ジャンドゥーヤ(Gianduja)。
このチョコレートについても、書いてました。
12年経っても、思う事は同じなんですね。
面白い…。
朝食を終え、テラスから見えるサッシを眺めて…。
今日も、お天気良し!
さあ、しっかり散策してきましょう!
おばあちゃまからの、一言アドバイス。
「今日は、フェスタ(祭り)の日。暑いしね、しんどくなったら、帰っておいでよ」っと。
マテーラ・唯一の散策日が、年に一度のフェスタに当たるなんてラッキー!
しっかり動くぞ!と、思っていた私。
でも、このアドバイスの意味が、後で、痛感することになりました…。
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☆カファレル(Caffarel)