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【レシピ】 牛肉のタリアータ&じゃがいものオーブン焼き (ハレの日メニューです)

タリアータ(Tagliata)

イタリア語で、「切った(Tagliata)」と言う意味。
塊の牛肉を焼き上げ、切り分けてから、盛り付ける
トスカーナ州の伝統的郷土料理です。

切った断面が「レア状態」、これが、タリアータの真骨頂。
赤身肉が好まれるイタリア、トスカーナ州ならではの肉料理です。

今では、イタリア全土で食べられていて、
地元ブランド牛や熟成肉を、炭火で焼いて提供する店も多いです。

トスカーナ州は、海にも面していますが、フィレンツェ、キャンティ、シエナ等がある内陸部は「肉社会」。
特に、フィレンツェ風Tボーンステーキ(Bistecca alla fiorentina)にも
使われるキアニーナ牛(Chianina)を始め、赤身の牛肉が好まれて、
食べられています。

その代表格が、この「タリアータ」です。
トスカーナ州以外でも、メニューに載っていて、
投稿済み・イタリア旅行記でも、各地で、「タリアータ」を食べています。

☆ヴェネト州(ドロミテ)


☆トスカーナ州(シエナ)


☆トスカーナ州(グレーヴェ・イン・キャンティ)


☆カンパーニャ州(アマルフィー海岸・サレルノ)


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今回は、牛肉(塊)500gを、オーブンで焼き上げますが、
燃焼時間も、牛肉の量、焼き具合によって、変わってきます。
それらを「肉の焼き時間について」で、まとめています。

200g〜500g 量を、50g刻みで、レア、ミディアムに焼き上げる。
それぞれのオーブン燃焼時間(7段階×2(レア or ミディアム))を、
一覧表にしました。
こちらも、是非、ご活用ください。

少し多めに作って、冷蔵庫保存し、コールドミートとしても楽しめます。
粗塩と、美味しいオリーブオイル(EV)をかけるのが定番の食べ方ですが、
応用編では、相性抜群のソースも、ご紹介します。

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コールドミートとして、パンに挟んで(Focaccia con manzo)
画像1
ソースを添えて(con salsa)


ハレの日メニューのひとつで、お祝いの時や、自分のご褒美にも作って頂きたい「ごちそう」です。

それでは、作っていきましょう。


最後に、手書きの「料理手順書(工程のみ)」「応用編」「料理用語のイタリア語」を、添付しています。

記事末尾に、お問い合わせメールアドレスを、添付しています。
料理を作られて、分からない事、ご質問等がありましたら、
添付アドレスより、お問い合わせ願います。

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牛肉のタリアータ & じゃがいものオーブン焼き
(Tagliata di manzo con patate al forno)

【 難易度 】★☆☆☆☆
【 調理時間 】 約 60 分 (オーブン調理時間は除く)
【 オーブン調理時間 】 230℃ 約 20分

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