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原田マハさん監修「CONTACT展」

9月1日から始まった「CONTACT  つなぐ・むすぶ日本と世界のアート展」に行って来ました。

私の大好きな小説家・原田マハさんが総合プロデュースをされています。
会場は、世界遺産の清水寺(京都)

折角なので、朝一番の見学を!と思い、始発で、神戸から京都の向かいました。

早朝の京都タワー

やや雲が多いですが、お天気は良し!
さあ、清水寺に向かいましょう!

清水寺・正面玄関の西門

朝7時前、穏やかで静かな空気の中、開場を待ちます。
この西門にも、アート作品が展示してありました。

加藤 泉《無題》

ヴェネツィア・ビエンナーレでも、作品を展示しているアーティストさん。
初めから、存在感・大!です。

メイン会場は、通常非公開の「成就院(じょうじゅいん)」、そして龍の天井画が素晴らしい「経堂(きょうどう)」の2か所。

成就院・入口

清水寺の成就院と言えば、住職の月照上人(げっしょうしょうにん)
そう、昨年のNHK大河ドラマ「せごどん」で、歌舞伎役者の尾上菊之助さんが演じられた人物です。

普段、非公開の院内を見れるだけでも、貴重な機会。
厳かで、とても静かなのですが、なにか、凛とした気骨な、力強さを肌で感じさせる空間です。
そこに、アート作品が26点置かれています。

棟方志功、河井寛次郎、アンリ・マティス、そして、宮沢賢治…。

その中でも、圧巻は、やはり「成就院庭園」を舞台にした三嶋りつ惠・作「光の目」
「国指定史跡名勝天然記念物」に指定されている庭園は、それだけでもアート。
畳敷きの広い室内から、ガラス越しに見る庭園は、まるでひとつの「絵画」のようです。
そこに、「光の目」がいくつも置いてあるのですが、これが不思議…。
段々と、太陽の光を受けて、庭園に、また違う表情を与えてくれるんです。

私も、畳に座って、只々、眺めていて…。
気が付いたら、30分も経っていて、驚いてしまいました。

お茶室でのファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)、宮沢賢治の「雨ニモマケズ…」の直筆手帳も、必見。
そして、このお茶室で、月照上人が、幕末の志士たちをもてなし、密談をしていたかと思うと、ゾクゾクッと武者震いもして…。

2つ目の会場「経堂」は、やはり天井画の龍が、圧巻!
これだけでも、見る価値あり!です。

開催は、9/8(日)まで。
一週間だけというのも、希少で、価値がありますね。

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【イベント情報】
☆「CONTACT展 つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展(清水寺)」
 開催期間:9/1(日)~9/8(日)


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