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京都・北山のmiyama162で、忘年会

2019年も、残すところあと僅か。
先月、お伺いした京都・北山にある「リストランテ・ミヤマ(miyama)162」さんで、忘年会。

今回も、カウンター席で、神田風太シェフが、お料理を作るのを見ながら、
美味しい至福の時を過ごしました。

シェフの地元、京都・美山の食材をふんだんに使ったお料理を、ご紹介します。

まずは、前菜から…。

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クラシックオニオンタルト & テット・ド・モワンヌ
(Tortina classica di cipolle & Tete de Moine)

玉ねぎだけの甘みで作られたタルトは、ひと口食べただけで、
ググっと「miyamaワールド」に引き込まれます。
花びらのような、スイスのチーズ・テット・ド・モワンヌは、目の前で、
くるくるくるっと削ってくれます。
ねっとりと、ゆっくりと、口の中で溶けていき、広がっていく味わいが、
美味しいです。

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海老芋、ルッコラ、クレソン、紅くるり、野花、黄金蕪
(Panate "Ebi", rucola, crescione, Fiori di campo e Rapa d'oro)

看板メニューのひとつ、美山の野菜をたっぷり使ったサラダ。
額縁のようなお皿に、盛り付けられていて、まるで絵画のような美しい一皿です。
野菜が美味しいのはもちろんですが、自家製ドレッシングも、美味。
作り方を教えてもらったのですが、お家でも作れないレシピ。
ここ、miyamaさんでないと食べれないドレッシングです。

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自家製フォカッチャ &  燻製バター
(Focaccia fatta a mano & Burro affumicato)

このフォカッチャが、美味しいんです!
ちょうど、焼き窯から出てきたばかりで「熱いのでお気をつけ下さい」と。
本当に、熱々で、でも、これを、ひと口でも食べなきゃ!と、
なんとか、ちぎって頂きます。

焼き立ての皮はカリカリ、中はふわっふわ。
そして、この燻製バターが、また、美味しくて…。
幸せだ…と、思いながら、また手が伸びてしまいます。

シェフから、「まだまだお料理がありますから、食べ過ぎないように」っと言われても、それは、酷な話で…。
なぜなら…

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焼き立て自家製フォカッチャ(Focaccia appena cotta)

カウンターで、焼き立てのフォカッチャが並んでいます。
食べてくれ!と、言わんばかりに…。
ころりんとした愛らしい形に、焼き立ての香りも、席まで届いてきて…
 危険です…。

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神田風太シェフ(Chef Kanda Futa)

カウンターで、お料理する姿を見るのも、美味しいエッセンス。
シェフと、お話するのも、楽しいひと時です。

そして、横には、炭火の鉢が…。

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炭火の鉢(braciere di carbone)

目の前で、特注の炭火鉢を使って、じっくり、じっくり焼いて下さいます。
その様子を眺めながら、お料理を待つのも、楽しみのひとつです。

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甘鯛 & 聖護院蕪 (Dentice & Rapa " Shogoin ")

甘鯛は、関西では、‟ぐじ” とも呼びます。
さっと、皮に熱い油をかけて、カリカリ衣に。
ふわふわっと軟らかい甘鯛の白身と、軽やかな衣の食感が堪りません。
聖護院蕪そのものの甘さのピューレが、ふわっと包み込んでくれて、
また、このバランスが、美味!

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堀川牛蒡 & ゴルゴンゾーラ (Bardana " Horikawa" &  Gorgonzola )

柔らかく炊いた堀川牛蒡がそのまま入ってます。
ゴルゴンゾーラの塩味が、また合うんですよね。

さあ、メイン料理。
今回は、「猪」or「月の輪熊」の、2種類から選べました。

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美山産猪炭火焼(Cinghiale  di " Miyama " alla brace)

私は、猪をチョイス。
さっきまで、炭火鉢の上で、じっくり焼かれていたお肉です。
前回は、美山産の鹿を食べて、その時も感じたのですが、美山のジビエは、脂も美味しい。
この猪も、脂が甘くて、美味しくて…。
ふわっと香り立つ自家製・粉山椒も、良いアクセントとなってます。

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月の輪熊のパイ包み (Vol-au-vin di orso nero)

写真だけ取らせてもらいましたが、こちらも、美味しそう…。

パスタも、2種類から選べます。

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黒トリュフとマッシュルームソースのルマーケ
(Lumache alla salsa di funghi e tartufo nero)

これも、前回、頂いたパスタ。
きのこのクリーミーなソースに、黒トリュフの香りが、口の中に広がり、
パスタも、アルデンテ。
2度目でも、やっぱり美味しい。

パスタは、本当に、塩梅が大切だな…と感じます。
どんなに美味しい食材を集めても、最終的には、塩の加減。
これが、ビシッと決まっていないと、ぼんやりしちゃいますからね。
たかが、塩、されど、塩、です。

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瀬戸内産牡蠣のペペロンチーノ
(Spaghetti al peperoncino con ostriche di Setouchi)

こちらも、写真を撮らせてもらいました。
うん、美味しそう…。

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〆のカレーライス ( Ultimo riso al curry )

なんと!お料理の締めが、カレーライス!!
こちらは、お初です!

フォンドヴォーを取った時のお野菜や肉類を、細かくして作ったカレー。
聞くだけで、よだれが出そうで…、美味しいに決まってますよね。

最後に、ひと口、ふた口頂くだけでも、大満足。
そして、神田シェフの、「食材を美味しく使い切る」という考えが伝わってくる一品でした。

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レモンのタルト & 桑の葉チョコレート & 濃厚プリン
(Toritina di limone & Chioccolata di foglie di gelso & Catarana)

デザートの盛り合わせ。
桑の葉は、ビタミン類が豊富で、血糖値を下げてくれるとも言われています。
お料理の後の心遣い。
嬉しいです。

まさに、年忘れの食事会。
一年間の、色々な事を思い出しながら、ゆっくり美味しいお料理を頂く。

終わり良ければ、全て良し!
そんな風に、思わせてもらえる、贅沢な至福のひと時でした。

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【リストランテ情報】
☆リストランテ・ミヤマ162
〒603-8044 京都府京都市北区上賀茂畔勝町25-2
 ※ 完全予約制


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