イタリア私鉄・アップロ・ルカーネ鉄道
<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.35>
レッチェ(Lecce)駅から、まずはバリ(Bari)駅へ。
バリまでは、滞在中に、何度も利用した同時刻(10:13発)の列車に乗車です。
いつもは、外から入ってすぐの階段無し・1番ホーム出発だったのに、この日に限って、「3番ホーム」に変更となっていて…。
大きなスーツケースを持って、階段を使うのは、朝からハードです…。
3番ホームに移動、そして乗車。
バリ中央駅に到着です!
ここで、私鉄に乗り換えます。
私鉄への乗換表示
バリ中央駅ホームを前に進むと、乗換表示がありますが、私鉄は2つあるので、要注意です。
マテーラ行は、「アプロ・ルカーネ線(Ferrovie Apulo Lucane)」。
バリ空港行きが、「ノルド・バレーゼ線(Ferrovie Nord Barese)」になります。
それぞれ駅の入口も、隣り合わせにあるので、間違いやすいですが、マテーラ行き「ルカーネ線」は、空港行き「バレーゼ線」の北側。
アルド・モロ広場(Piazza Ardo Moro)のコルソ・イタリア(Corso Italia)通り側にあります。
建物に入ると、すぐバール(Bar)。
本当に、ここ…?と、思うのですが、周りを見回すと、電車の電光掲示板があるので、ここが駅の入口であることが分かります。
「アプロ・ルカーネ線の電光掲示板」
バールから奥に進む廊下
右手に、切符の自動販売機。
もう少し奥に、切符の窓口(有人)、そして、左手に、ホームへのエレベーターがあります。
私は、窓口で、切符を購入。
乗車前に、トイレに行っておこうと、廊下・奥のトイレを利用しました。
私鉄のトイレ
ここ、なんと、私鉄の切符のQRコードを読み取らせたら、扉が開くんです。
つまり、私鉄利用の方のみ使えるトイレ。
面白いですね。
さあ、ホームへ行って、列車に乗りましょう!
私鉄・バリ中央駅のホーム
車内
車内の電光掲示板
とても、綺麗で清潔感のある車内です。
電光掲示板があるのも、便利ですね。
さあ、マテーラに向かって出発です!
ゆっくり、ゆっくり進む電車は、プーリア州に別れを告げて、バジリカータ州に入っていきます。
車窓から見える景色も、少しずつ変わっていきました。
オリーブ畑
広大に広がる大地
風力発電用・大きい風車
景色を楽しみながら、2時間弱。
マテーラに到着です!
マテーラ・ヴィッラ・ロンゴ(Matera Villa Longo)駅
マテーラ中央駅(Stazione Matera Centrale)のひとつ手前の駅、になります。
マテーラの宿から紹介してもらったタクシーに迎えに来てもらいました。
マテーラ中央駅の方が、中心街により近いですが、ホームが地下にあるので、スーツケースを持っているなら、ひとつ手前の、この駅で、で降車したほうがの良いと、アドバイスをもらいました。
ここは、ホームから出口までフラットなので、スーツケースを持っている旅行者には、とてもありがたいですね。
ホームから出る時も、切符のQRコードを提示が必要です。
切符は、無くさないようにしなくてはですね。
さあ、マテーラを楽しみましょう!
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【鉄道情報】
☆アップロ・ルカーネ鉄道(Ferrovie appulo lucane)
https://ferrovieappulolucane.it/