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10月27日 JCX東北シクロクロスわたりラウンド【MM40】転倒、救急搬送、入院

Facebookの方でお伝えしていましたが、こちらでも改めて記載させて頂きます。

転倒事故への対応の御礼

東北シクロクロス亘理ラウンドでの転倒の際には、たくさんの方にお力をいただき本当にありがとうございました。呼吸苦もあり、対応してくださった皆さま全員のお顔を把握できておらず、この場を借りて御礼を申し上げます。

迅速に対応いただき、救急車到着まで見守っていただけたことで、不安な状況でも安心して過ごすことができました。深く感謝しております。

本格復帰には数ヶ月かかる見込みですが、またシクロクロスのフィールドに戻ってくる日を楽しみにしています。その際には、ぜひまた皆さまの温かいガヤをよろしくお願いいたします。

以下、レポートです。

朝の試走

苦手意識のあったキャンバーの下りについて、マサミチ師匠から、重心意識より手と脚をサスペンションのように使うとよいとアドバイスをもらった。また、同じくロード系選手のコウノ選手から前ブレーキをしっかり使って速度をコントロールすると上手くいったという話を聞いて、朝の試走で実践。
その結果、昨日よりもスムーズにこなせるようになり、この区間で大きくロスすることは無いと自信を得た。

その後、トップカテゴリーの選手の後ろについて、スピーディーにコースをこなして、レースのイメージを掴んだ。

機材

いつもと違うのはホイール。
今回はあえてチューブラーではなく、チューブレスで走ってみることにした。ホイールはヨーレオのSAT C35 DB PRO。仕様はメーカーサイトより以下の通り。

タイヤはヴィットリアトレーノmix31c。
空気圧はフロント1.6bar、リア1.7bar。

レース

ME2との混走で、30秒後にマスターズカテゴリーがスタート。30秒差だと相当にごちゃごちゃになりそう。

スタートは無難にいき、インフィールドで3番手でレースが始まる。前走はマサミチ師匠。序盤で1人抜いて先頭集団に。今日のテーマを、前に出る展開、としていたので、隙を見てマサミチ師匠の前にでる。

📷️ Katsumi Ishikawa

シケインを師匠はバニホでこなすので、自分が前にいてもそこで抜かれて差がつくが、後ろにいたらもっと差がつくので前前がやはりメリット。

予想通り混走で1周目からゴチャゴチャとなる中、マサミチ師匠がスルスルっと前にいく。以前のレースで、こんな感じで差ができて詰められずということがあったので、離れないように丁寧に他のカテゴリー選手を抜いていき、1周目完了。

📷️ Katsumi Ishikawa

2周目も同じ展開。お互いの得意なセクションで前に出るを繰り返す。そうして迎えた3つ目のキャンバー下りで、師匠がペダルを杭にヒットさせて前転。真後ろにいたけどギリギリ交わす。そのまま先頭にで2周目完了。

📷️ Katsumi Ishikawa

単独先頭になり、守りではなく、速いラップを刻める走りを意識。1個目のキャンバーをこなして、斜面のアップダウンをこなした後のバームっぽい左コーナー。

https://youtu.be/SeFzYqisE50?si=sxGFTKx09kvLIe1t

下りで速度が出ている中でクラッシュ。
どういう風に転倒したのか記憶が定かでないが、擦過傷が僅かしかない怪我の感じからすると、スリップダウンではなく、重心が前過ぎて前輪が詰まってしまい左前方に前転したっぽい。

起き上がってチェーンを直して再スタート。リアディレーラーがプロテクションモードになっているようで、トップに固定されている。どこかで止まって直さないとと考えていたが、何だか苦しくなってきた。というか呼吸がうまく出来ない。どんどん苦しくなってきて、200~300mぐらい先のコース外に倒れ込む。左脇腹の痛みと呼吸苦でとにかく苦しい。異変に気づいてくれた方々が救護に来てくれて、救急車を要請。呼吸が苦しくてただ事ではないと感じたが、救護の方々のおかげで救急隊が到着するまで精神的に持ち堪えることができた。

救急搬送~入院

救急車に乗った者の、受け入れ先がなかなか決まらず、30分くらいはその場にいただろうか。その間に少し呼吸が出来るようになってきて、新潟になんとか戻ってから病院へ行くと申し出たが、チームメイトの海口さんから、「肺に骨がもし刺さっていた場合、動くことで悪化するリスクがあるからこのまま病院へ行くように」とのアドバイス。これに従って、その後すぐに決まった病院へ搬送された。

海口さんのアドバイスは、まさに的を得ていて、精密検査の結果、肋骨が2本骨折し、その骨によって肺から出血、損傷し、さらに気胸になっているとのことだった。これにより即入院、しかも人生初のICUでの管理となった。

病院に到着したのが14時ぐらいだっただろうか。そこから検査、入院決定まで2時間ほど。新潟組の江部さん、海口さん、伊藤さんが病院に随行してくれて、自転車などの遠征資機材を田崎車に詰め込んで病院まで運転してきてくれた。
さらに、入院となったことで、車を新潟まで運転して頂いた。改めてこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

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