ツール・ド・おきなわ2018 市民レース210km【機材編】
-----バイク-----
■フレーム
YONEX CARBONEX
CARBONEXをレース会場で見かけることが本当に増えた。名だたる店長たちもCARBONEXをチョイスしていた。乗り込むほどにCARBONEXのバネ感を活かした走りができるようになってきた。限界状態の中、羽地ダムの攻防で先頭に残れたのは、まさにバネを活かした走りが出来たからだと思う。まさに進むフレーム。
■ホイール
GOKISO GD2 クライマー S-spec フルカーボンクリンチャー24mm
GOKISOとROVAL CLX50をロングライドで乗り比べてGOKISOをチョイス。
GOKISOの凄い所は、ロープロファイルのタイプ(24mm)でも、平地や下りでディープリムと同じかそれ以上の速度域を出せること。宙に浮いているかのようにス~と進んでいく。そして重いのに不思議と登りも速い。
ロープロファイルを選んだのは、GOKISOのネガティブポイントである重量を考慮し、登りやすさ、加速しやすさとのバランスを考えた結果。
振動吸収性能も高く、とにかく乗ってて気持ち良いし良く進む。
■タイヤ×チューブ
Continental Grand Prix Supersonic 23c × Michelin ラテックス
転がり抵抗値の低いタイヤ、チューブの組み合わせとしてチョイス。スーパーソニックは、軽量性からパンクリスクが高いと思っていたが、練習で乗り込んでもパンクする事がなかったので、パンクの不安は無かった。空気圧は前後6.8bar。
チューブはもっと軽量のタイプもあるけど、ラテックスをカーボンリムで使用するリスク面も考慮して、少し厚手のものをチョイスした。
■ギア
フロント52×36 リア11-25
去年は最大ギア50×13とかナメた設定とした結果、高江後の攻防でかなり消耗したので、今年はシーズン初めからフロント52を使い慣らしてきた。
レースでは、このギア設定でストレスなく走り切れた。
■プーリー
REDEAビッグプーリーC35 (special thanks to アダック新潟)
みんなが使うと優位性が無くなってしまうのだが、ビッグプーリーはドライブの抵抗が本当に軽減する。良く聞かれる変則性能は、REDEAは問題なし。レースでもノントラブル。
-----ウェア-----
■ヘルメット
Kask VALEGRO
空力性能、通気性能、軽量性に優れるVALEGRO。レース本番の予想気温は27度、夏に比べたら大したことないが、晩秋の本州の気温に適応している身体にとってはかなりの高温。レースでパフォーマンスをキープするためには、深部体温をいかに上げないかがポイントとなる。
以上から、空力性能を損なわず通気性を確保できるVALEGROをチョイスした。
■ジャージ
パールイズミ メッシュ仕様
上記同様に暑さ対策として、メッシュ仕様のジャージをチョイス。
■インナーシャツ
オンヨネ 肚力
今シーズンも腰痛に悩まされてきた。レース中に腰痛が限界に達するとパフォーマンスが落ちてしまうので、ロングでの腰痛対策はマストだった。
今回使用したオンヨネの肚力の特徴は、伸縮性の強い生地を使ってピッチピチのタイトな形状となっていること。まるで腹巻をしているかのような感じ。これが体幹を保持して、腰痛の抑制に効果がある。
腰痛が無くても、体幹を安定させる目的でオンヨネ肚力を着用している選手もいる。
ちなみに、10月に2500kmを走り込んだ際は、肚力を毎日洗って着まわしていた。肚力様様。
■ソックス
オンヨネ 腱力ソックス
左右それぞれの専用設計で、土踏まずをサポートする適度な締め付けがあるので、今回も終始足元の疲れは感じなかった。素晴らしいフットウェア。
■アイウェア
OAKLEY Jawbreaker×Prizm Road tuning by eyecue
アイウェアは、晴れ予報だったのでOAKLEY Jawbreaker×Prizm Roadをチョイス。210kmではトンネルが5箇所あり、一部暗い所もあるので、そこはアイウェアを鼻掛けして対応。
■インソール
田村義肢 カスタムインソール(3月製作)
10月の自己最長の走り込みを故障無くやり遂げられたのは、カスタムインソールの効果が大きい。もちろんストレッチも欠かさず。
レース中も、シューズを履いている感覚が無いほどのフィット感でノンストレス。
-----補給-----
■レース前
ZENトラ、MAGMA
レース前に天然系のアミノ酸とSOD酵素をチャージすることでレース中のコンディションを維持。
■レース中
井村屋羊羹×3、ワンセコンド×3、マグオン×1
レース前半は固形物、中盤以降はジェル系を摂取。自分はジェル系ばかり摂取すると気持ち悪くなるけど、前半に固形物を取ることでそれを緩和できる。
ちなみに、井村屋の羊羹は、スポーツ羊羹ではなく、スーパーに売っている安いやつ。
■ボトル
ZEN塩梅水
内臓が吸収できるカロリー量は上限があるので、補給食を持つ場合は、ボトルの水にはカロリーを入れない派。
沖縄では暑さ対策、足攣り対策が重要なので、天然のナトリウムが入っているZEN塩梅水をチョイス。
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市民レーサーの甲子園とも称されるツール・ド・おきなわ。2010年から挑戦し始めて、入賞に至ったレースレポート、戦略、機材、最新トレーニング…
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