見出し画像

偏頭痛を、本気で治すことにしました。

中学生の頃から頭痛を持っていた。
それは母親からの遺伝で、完全に治すことなんてできない、そう思っていた。

中学生の頃、高校生の頃は、頭痛が起きたら、痛むところを冷やして、早く寝るようにした。そうすれば翌日には治るからだ。

だが、専門学校生の頃から、頭痛が治りにくくなった。頭痛が起きて、保健室で休むと、頭が重く感じ、枕に、布団に沈み込んでいく感覚がした。そして、ベッドが揺れているような気がした。実際はそんなことないのに、ぐわんぐわん、ぐわんぐわんと揺れていた。

同時期にパニック障害のような症状とうつ病のような症状が起きたため、心療内科に行き、問診票に書いた「他にお困り事」の欄に記入した「頭痛」により、リザトリプタンを貰い、宮城にいた頃の頭痛は解消された。

社会人になっても頭痛は治らなかった。

そして、去年の10月。大阪に異動となった。

大阪に引っ越したからといって、頭痛が治るわけではなく…むしろ悪化したと言ってもいい。

頭痛が起きたら、痛むところを冷やすことはしていないが、市販の頭痛薬を飲んで早く寝るようにしたのだが、翌日になっても治らない。動くと吐き気がする。気持ちが悪い、動けない、でも動かなきゃ、会社に行かなきゃ、そう思いながら会社へ行くも、僕の職業はプログラマー、パソコンを見ない時が無いくらいにブルーライトを浴びることになる。パソコンの電源を入れただけで、もう限界だった。

頭痛を、治したい。
周りに迷惑かけないためにも、ちゃんと頭痛を治したい。


そう思い、頭痛内科へ行く。
CTを撮ってもらった。

異常なし。

だが、念のためにMRIを撮ってもらうよう言われ、大きな病院に回された。

そこでMRIを撮るも、異常なし。

脳の中心付近に膜があると言われた。が、それで偏頭痛が起きているわけでもなく、それによって何か悪いことが起こるわけでもない、と言われた。放っておいても大丈夫だと言われた。

説明を聞きながら、僕が今まであった頭痛について説明をしながら、医師から偏頭痛だと診断された。3月9日にあった、今までとは違い左目の方が痛んだ頭痛も、偏頭痛だと言われた。

偏頭痛は、歳をとると変わることがあるらしい。また、偏頭痛になりやすい体質というのもあるらしい。乗り物酔いしやすい、太陽光など眩しい光が苦手、…。また、偏頭痛と目眩は繋がっていることもあるそう。偏頭痛になる人は目眩にも悩まされている、と。

それを聞いていて、「それ、僕のことじゃん!」と思った。全て当てはまる。パズルのピースのように、カチリと、ピタリと当てはまる。

偏頭痛を完全に治すことはできないらしいが、それはあくまでも誘因(偏頭痛を引き起こす原因)が分からないため、だそうで、誘因さえ突き止めることができれば、治すことはできるそうだ。

▽悪嵐は、お医師様から、『頭痛ダイアリー』をもらった!

『頭痛ダイアリー』とは、自分の頭痛についてまとめるためのリーフレット型日記帳のことである。頭痛が起きた時間、頭痛の重さ(すごく痛いとか)、その頭痛を治すためにしたこと(何かの薬を飲んだとか)、生理の有無、…それらを毎日記入する。そうすることで、自分は何が原因で頭痛になっているのか分かり、解決方法も見つかりやすくなる。非常に便利なものである。

もちろん、薬も出してもらった。今まで飲んだ薬の中で特に効いたやつを出してもらった(ありがてぇ…)。それに加え、吐き気止め、偏頭痛を防ぐための薬を出してもらった。

リザトリプタン。それが、僕の偏頭痛を治してくれた救世主のような存在で、以前書いた記事にも出てくる薬のことである。

今回、初めて偏頭痛を治す薬以外に、吐き気止めと偏頭痛を防ぐための薬をもらった。先生が、僕の偏頭痛と向き合ってくれている、そう感じた。

だから、僕は偏頭痛を本気で治す。

偏頭痛になった時、起きることも苦痛だし(肉体的に)、会社に行ったところで何もできなくて苦痛だし(精神的に)…もう、これは偏頭痛を治さないわけにはいかない。

偏頭痛が全くない生活を再び送れることを願う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?