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脚本家の思いが伝わって、我が家では。

脚本家の方だけでなく、たくさんの方の力が集まって一つのドラマを作っているのだとは思うのだけど、今回の朝ドラは見応えがあって、脚本家の力をすごく感じました。
脚本家の力は、思いですね。
どんなメッセージを伝えたいか、という思い。
でも思いだけでは伝わらないから、場面をどう繋げていくか、ていう構成を考えたり、コミニュケーションを取ったりする、技術。
脚本家のお仕事は全く分からないけれど、「虎に翼」を見ながら、そう来るかー!という場面が目白押しで、脚本家の思いとそれを伝える技術の凄さに思いを馳せざるを得ませんでした。



上の写真の、吉田恵里香さん。
ありがとうね。
「虎に翼」がきっかけで、家族の中で世の中の「はて?」や、当たり前の男女の話を何気に話題にすることができました。


例えば、更年期の話。
息子と、生理周期がバラバラになってくると、更年期が始まってるらしい、という話題になった時。
更年期って知ってる?というと、知ってるよ、寅ちゃんがなってたやつ、と。

私は、そんな話題いいかしら、自分の体のことなんて少し気が引けるわ、と思っていましたが、子どもは”そういうもの”、”生理”として受け止めてる。
・・・「虎に翼」ありがとう、てなりました。
さすが朝ドラ、今更年期なの、という状態を分かりやすく、良いもの、とか悪いもの、とかの価値づけをせずにシンプルに描いてくれているから、初めて知る子どもにも分かりやすく、そしてタブー視させない。


他にも、ジェンダーや認知症も、私ならどう受け止めるかな、と思いながら見てました。

インタビューで、吉田さんが14条にいつでも帰ってきてしまう、と答えていたけれど、ほんとだなあと思います。
「はて?」と思った時に戻って来られる場所かな。
憲法に定められているから私たちが平等であるわけではないけれど、「はて?」と思うたびに、平等ってなんだろう、平等を実現したい、と思うのだろうなあ。

「多岐川さん」の、法のために死ぬな、法は人が幸せになるためのもの、というセリフも沁みました。
学校て、いろいろな見える決まりや見えない決まりがあって、「はて?」がたくさんな場所なので。
私の生きる場所で、「はて?」を発していきたいと思います。

それにしても、「スン」と「はて」は便利な言葉ですね。
やっぱり脚本家さんってすごい・・・


写真は、下のサイトから引用しました。


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