天国と地獄。2月9日、長期学生VISAだけではフランス入国不可能。1ヶ月、1週間、1日の違いで世界は変わる。即断と行動!「いつか」と「お化け」は見たことがない!!
アラカン(今年59歳)ですが、フランスで2度目の大学生になった村山です。
2月9日、フランスへの入国措置が変更
日本からフランスに入国するためには、
(1)国際移動理由証明書(Attestation d’entrée sur le territoire métropolitain pour les ressortissants des pays extérieurs à l'espace européen)
(2)フライト72時間前以内のPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ。乗り換えがある場合は最初のフライトの72時間前以内)
(3)7日間の自主隔離及び終了時のPCR検査実施等に関する誓約書(Déclaration pour voyageur)
(4)やむを得ない理由を説明できる書類の提示が必要
必要項目は、2月2日と変わりませんが、国際移動理由証明書の理由が変更になりました。
◎やむを得ない渡航理由
やむを得ない理由は9項目ありますが、私にとって重要な変更箇所を
第三国の国民で、有効なフランスの滞在許可証又はフランス又は欧州長期滞在査証を有し、フランスに主たる住居を有する、又はフランスを経由して欧州に所在する主たる住居に戻る者(2021年1月31日以前の外国渡航に限る、又は外国への渡航がやむを得ない理由であったことが証明できる場合)
滞在許可証、長期滞在VISAを持ち、既にフランスに在住している者がフランスへ戻る渡航のみ。
つまり、新規のVISAは、入国不可になりました。
1週間の違いで
1月29日のフランス入国禁止の発表から2月2日にフランス入国するまで、毎日、数時間、国際移動理由証明書の内容が変わっていきました。
●怒涛の2月2日入国まで
1週間の違いで、本当にギリギリで入国できました。
1ヶ月の違いで
昨年の渡仏で、フランスの10月30日から始まった第二回目のコンフィヌマン(外出制限)と申請できるVISAの種類とソルボンヌ大学でフランス語を学びたい想いと三つ巴。
本来なら年末帰国の予定でしたが、ビザ申請を急ぐため、コンフィヌマンの発表があった翌日に羽田行きチケットを予約し、11月7日に帰国しました。
12月に入り、海外から日本への入国者は、空港での検査、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機に加え、PCR検査陰性証明書が必要と条件が変更されました。
フランスは、無料でPCR検査が受けられますが、コンフィヌマン中にパリ在住の友人のサポートなしで自力で検査は相当大変だったと思うと1ヶ月の違いは大きい。※空港の検疫検査は陰性でした
2021年2月現在、フランス出国に国籍に関わらず「出国理由証明書」が必要。
日本国籍者がフランスから日本に帰国する場合も該当します。
1日の違いで
11月7日の帰国からビザ申請の準備を始め、本来なら1月中旬に入国予定でした。
◉長期学生VISA所持まで
●オンライン化されていない「高校卒業証明書」取得のために…緊急帰国!自宅に戻るまで
●フランスで大学生になる①「高校卒業証明書」自分が自分である証明が複雑すぎる。
●フランスで大学生になる②必要書類と小為替って何?な現実
●フランスで大学生になる③入学、学生ビザ申請手続きと必要書類・・・やっと終わった!!!!
●フランスで大学生になる④キャンパスフランスの面接と学生ビザ申請 フランス大使館へ
帰国後の14日間待機期間は、調査とオンラインでできることを
必要書類が多く、その大半が郵送でやり取りなどオンラインで解決できない待機期間が多く、キャンパスフランスの面接日を余裕を持って「12月18日」に予約する。
これが今回の怒涛の入国劇の原因になるとは…
キャンパスフランスより「大学からキャンパスフランス宛に入学許可書を送るように伝えてください。」
面接終了後、速攻で大学へメールで連絡。
日本時間の12月8日午前中は、フランス時間では17日夜中或いは18日早朝。
12月19日からソルボンヌ大学は、クリスマス休暇
休暇前に全力で対応していたら(日本なら間違いなく片付けることでしょう)このようなことはなかった。
年明け、キャンパスフランスよりメール
「大学への連絡を忘れていませんか?入学許可書が届いてないのですが」
こちらが忘れる訳はない、あちら(大学)が忘れていたのでしょう(;;)
またまた速攻で連絡、そこからは素早く対応して頂き、やっと審査開始の連絡が来る。
せめて面接日を17日に予約していたらこれほどの恐怖?を感じることはなかったでしょう。
通常、2週間から1ヶ月でVISAは、郵送されます。
申請が混雑していることは到底ありえない状況下で1ヶ月以上かかるとは、
1日違いで心臓に悪い。
2週間の違いで
本当でしたら1月15日に入国予定でした。
この日なら、昨年同様になんの証明書もなく入国できました。
遅れた要因は、書類の多さもさることながら、準備時間に余裕を持たせて、入国は入学の1、2週間程度前からしか許可されないだろうと慎重になったからです。
結果、入国出来き、むしろ貴重な経験が出来たことはネタにもなったから良しとしますが、慎重もほどほどに!
今度とお化け
現在、フランスのビザ申請も不可です。
今度、いつか、あとで、次の機会…
お化けと同じ。見たことがない。
願っても叶わない!
動けば叶う!
できる方法を考える人とできない理由を探す人。
即断即決、即行動すれば、できる方法は必ずあります。