まちづくりホステルALA

まちづくりホステルALAを拠点に、「まちづくり」について探求し、まちづくりプロジェクトを実践していくことで、関わった人全てが、何か新しい発見があり、成長できるような「人も野菜も育つ畑(ALA)」を創っていきます。(※ALAはフィンランド語で「畑」を意味します。)

まちづくりホステルALA

まちづくりホステルALAを拠点に、「まちづくり」について探求し、まちづくりプロジェクトを実践していくことで、関わった人全てが、何か新しい発見があり、成長できるような「人も野菜も育つ畑(ALA)」を創っていきます。(※ALAはフィンランド語で「畑」を意味します。)

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観光地でもない小さな町に、僕らがホステルをつくった理由

人口わずか1万人、町内はおろか周囲の市町村にも目立った観光地がない。そんな立地で宿泊業に乗り出すなんて、ふつうに考えたら無謀です。それでもなんとか開業にこぎつけて2周年を迎え、ギリギリではありますが黒字化に成功しているんです。 僕は今年の4月にそのホステルを運営する会社に就職し、いきなり支配人に任命された吉良倫太郎(通称 きらりん)です。なぜここにホステルを作ろうと思ったのか、この先どんなビジョンを描いているのか気になったので、会社のメンバーにインタビューしてみました。

    • 東京の高校生がHostel ALAにやって来た!!自分のスキ・トクイを見つける3泊4日のスタディーツアー

      こんにちは まずは、この記事を開いてくれてありがとうございます! まちづくりHOSTEL ALAでインターンをしていますカワノです! 11月の某日。 都農駅にに大きな荷物を持った高校生が8人やって来ました。 なんとこの子達東京から来たんです。 しかも自分たちだけで! 新渡戸文化高校の”スタディーツアー”で10地域以上の候補地の中から都農町を選んだ戦士たち!!! 今回のスタディツアーでの要望で多かったのは  今回のスタディーツアーで私たちが意識したのは自分と向き合う時

      • 民間だけで継続できるまちづくりイベントを創りたい、20代〜30代をターゲットに過疎地で毎月開催される"新しい"に出会える「ALAガーデン」の誕生秘話

        株式会社イツノマは、人口1万人の過疎地、宮崎県都農町(つのちょう)で、『人からはじまる、まちづくり』をミッションに、こどもや若者が主体的に参画できるまちづくりを実践しています。 2022年9月、自社直営事業として、5,000㎡の耕作放棄地にある2件の空き家と1台のトレーラーを改修、「まちづくりホステル」をコンセプトに掲げ、HOSTEL ALAを開業しました。 2024年4月より、HOSTEL ALAの敷地を利用して、過疎地で新しいコトをはじめたい人たちが気軽に集まれる定期

        • Hello,New One!小さな町のホステルが新しい挑戦!前向きな人たちが「新しい何か」に出会える「ALAガーデン」をはじめます!

          人口1万人の小さな町、宮崎県都農町にある小さなホステル、ALA。 ALAはフィンランド語で「畑」を意味するんです。 まちづくりホステルALAを拠点に「まちづくり」について探求し、まちづくりプロジェクトを実践していく。関わった人全てが、何か新しい発見があり、成長できる。 そんな「人も野菜も育つ畑(ALA)」を目指しています。 観光地でもない1万人の過疎地に、なぜALAをつくったのかはこちらをご覧ください。 さて、そんなALAで4月から新企画がスタートします! その名

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          ワーケーションにも最適!海と朝日が見える東南角部屋ツインルームを新設しました

          まちづくりホステルALAに新たな客室が誕生!日向灘と朝日が見える開放的なツインルームについてご紹介します。 まず、この新客室ツインルームは2面開口の東南角部屋に位置しておりますので、日光がたっぷり注ぎます。 25㎡と相場よりも広めのお部屋は、3.8mの天井高もあいまって開放感抜群!お2人でもゆったりおくつろぎいただけます。 そしてなんといっても1番のおすすめは、お部屋からの眺望です。 日向灘がばっちり見渡せるのはもちろん、東に面しておりますので朝日を正面から拝むことが

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          Uターンする若者を増やす鍵は、図工と総合的な学習の時間?!〜まちづくりカレッジ#5

          宮崎県都農町の「まちづくりホステルALA」が毎月主催しているオンラインコミュニティ「まちづくりカレッジ」。 今月は、図工改革!地域と教育をつなぐ「ものづくり」と題し、スペシャルゲスト山内佑輔さんをお迎えして開催しました。 若者流出や人口減少に歯止めをかけるには、いかなる教育をしてどんな人材育成を目指せばいいんだろう?図工や探究学習はなぜ必要で、どんな学びを得られるんだろう?などなど、白熱した2時間の様子をお届けします。 === 若者流出を食い止める第1歩は、実際の数字

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          有名大企業勤務のサラリーマンが都農町に集結?!〜サーキュラーエコノミーをテーマにスタディツアーを開催〜

          先週ALAには、サントリー・三菱重工パワーインダストリーなど大企業にお勤めの方々が、10名以上も宿泊されていたんです。 なぜそんな大企業にお勤めの方が都農町に来たの?滞在中はどんな過ごし方をしていたの? 今回のnoteでは、サントリー・SOLIZE・東北特殊鋼・三菱重工パワーインダストリー・ヤクモの5社12名を招いて開催した2泊3日のスタディツアーについてお伝えします。 1.なぜ都農町に?今回のツアーは、知識創造プリンシパルフォーラム(KCPC)が主催する「ダイナモブー

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          まちづくり×教育×観光=スタディツアー!〜まちづくりカレッジ#4

          宮崎県都農町のまちづくりホステルALAが主催するまちづくりカレッジ。第4回のテーマはスタディツアー! 京都や東京の高校生が3年連続で都農町に来たり、東京大学や立教大学の学生が廃校活用について議論したり。 なぜそんなことになったの?反応はどうだった?課題は?そもそもなぜスタディツアーやろうと思った? そんな疑問にすべてお答えした第4回まちづくりカレッジの様子を、少しだけご紹介します! スタディツアーはこうして誕生した!人口1万人の小さな町にあった空き家と耕作放棄地をリノ

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          まさか「苦手なこと」が「やりたいこと」になるなんて!〜東京から都農町に飛び込んだインターン生に起きた変化〜

          東京の大学から九州の過疎地に飛び込み、数ヶ月滞在した学生たちは、インターン直前の心境をそう振り返ってくれました。 === 宮崎県中部にある人口1万人の町、都農町(つのちょう)。その都農町で、廃校活用や商店街の再生、キャリア教育などを行なっている株式会社イツノマでは、長期インターンを募集しています。 今年の夏は3名の大学生を受け入れました。長期休暇を利用して1ヶ月滞在した学生から、休学制度を活用して4ヶ月滞在した学生まで。 なぜ彼らは九州の過疎地に飛び込んだのか。どんな

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          京都の高校生30人が都農町に!地元民とBBQで大交流し、廃校活用をテーマに激論を交わした3日間!

          宮崎県都農町の「まちづくりホステルALA」に、京都市立日吉ヶ丘高等学校のみなさん30人が宿泊。都農町スタディツアーと称して、2泊3日たっぷり都農を体感してもらいました。 地元の人たちとごちゃまぜになって50人規模で実施したBBQ、地元の小中学生や東京の大学生と一緒になって考えた廃校活用ワークショップなど、盛りだくさんの3日間をお伝えします。 === 『越境』をコンセプトにする京都市立日吉ヶ丘高校が3年連続で、宮崎県の都農町に。 先輩から去年、すげー楽しかった!と聞いた

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          大学を休学して地方で長期インターン!それって実際どうなの?

          こんにちは。まちづくりホステルALA支配人の吉良です。宮崎県都農町のまちづくり会社に新卒入社して4ヶ月が経ったところですが、実は僕自身1年間大学を休学した経験があるんです。 約2年前、大学3年生が終わった冬に決意して、東京大学法学部を1年休学しました。もともと地方創生に興味があったのですが、この休学期間中に地域に入り込み、数ヶ月間インターンしたことで納得感のある進路選択ができた気がします。 実際データ上でも、休学して自分のやりたいことをする人は増えているようです。こちらは

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          観光地でもない小さな町で宿泊業をはじめちゃった僕らの「弱者の戦略」

          「こいつら絶対メジャーデビューはできないよね」「でもなんか推せるんだよねー」 そういうバンドってあるじゃん?僕らのホステルが目指すのも、そんなインディーズバンドみたいな立ち位置じゃない? このまえの経営会議で社長がぽろっと言ってた言葉です。 ほんとにそれで経営大丈夫??と若干不安になりながら、なんかわかるなぁと腹落ちする感覚もありました。 ーーー 僕は今年の3月に大学を卒業し、宮崎県都農町に移住&就職しました。今は廃校活用や商店街再生、キャリア教育などに関わる「まち

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          “五感”がとぎ澄まされる「トレーラーホテル」に宿泊してみた

          「なんか静かな感じだね」 夕飯を食べながら5歳の長男がポツリと言った。 朝夕は冷え込むようになり、だんだん秋らしくなってきた10月某日、私は息子2人とともに宮崎県都農町にあるトレーラーホテルに宿泊した。 町内外の人が都農町の“まちづくり”を一緒に考えられる場を作りたいとの思いからできた「Hostel ALA」。宿泊したのはその敷地内に新設された“離れ”のようなホテルだ。 ホテルに到着したのは18時半ごろ。あたりはもうすっかり暗くなっており、ALA周辺は車の通りがほとん

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          もっと気楽にゼロカーボン!都農町の切り株コンポストのワークショップ

          まちづくりホステルALAから始まるゼロカーボンタウンへの試み 花々と木々の緑が目にまぶしい晴れた4月、都農町のまちづくりホステルALAでイツノマ×とぅりーあいらぶ企画の『木製コンポストのワークショップ』が開催されました。 まちづくりホステルALAは、都農町におけるゼロカーボン・サーキュラーエコノミーの推進の一環として、町内外の人たちと共に学び、実践する拠点となっています。 そして、都農町は昨年、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンタウ

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          都農町のゼロカーボン宣言への取り組み「木製コンポスト制作のワークショップ」の見学レポート

          都農町とまちづくりホステルALAで企画された「木製コンポストのワークショップ」。4月から6月まで月に一度開催されます。今回は、第2回目に見学させていただきました。電気要らずの木製コンポスト。都農町のゼロカーボンへの取り組みや、参加者の方の声を取材させて頂きました。 都農町で制作できる木製コンポスト『樹えりーぼっくす』の魅力皆さん生ごみの処理はどうされてますか?電動型や設置型などがありますが、電気を使ったり、臭いが気になったり、、、と処理に悩みを抱えている方も多いのではないで

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          処分に困る大量の木の皮で生ごみを減らす〜まちづくり日記 #3〜

          新たな出会いまた一人まちの逸材を見つけてしまいました。 とぅりーあらいぶ合同会社 代表の谷村 江利子さん。 「ゼロカーボンタウン宣言」をした都農町のホステルとして環境にやさしい取り組みを考えていたところ、町内でコンポストやっている人がいるとのウワサを聞きつけ早速お邪魔してきました。 実際に訪ねてみると、コンポストを作りに行ったのか笑いに行ったのかわからなくなるほど、卓越したトークスキルで楽しませていただき、そしてまたかっこいい生き様の一端に触れさせていただきました。

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