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イギリス旅行に行ったった② ロンドン中心地編~メシマズって本当なんですか?~


前回

14時間というフライトを前にシャワーを浴びれず、機内では就寝中に白夜の攻撃を受ける。北極海の氷河に興奮して気が付いたらイギリスに到着。

ロンドン中心地まで


ホテル横の川

【いざロンドン…の前に】

ロンドン市内というか取り合えず市場→ビッグベンに行こうとなり、ホテルからバスに。
しかし、イギリスはカード社会。バスは当然現金不可!Suica的なものはないかと探したら、オイスターカードというのがあるみたい。買える場所知らん!
ホテルの人に聞いたら「すぐそこのコンビニで買えるよ~」とのこと。近所のコンビニへ~。

コンビニ的な店

購入に7ポンド。「チャージ金額いくらにする?」の英語が全然聞き取れなかった。(チャージって単語じゃなかった。なんだろう?)
Google先生に訳してもらって、いくらかチャージ。

せっかくなのでお店の写真。
飲み物コーナーの種類豊富
周りに他のお店がないので、品揃え的に日本で言う薬局かもしれない
このマンゴー味の水、めっちゃおいしい。
ジュースほど甘くなく、あっさりしたマンゴー水

【バス乗車】

車内綺麗。今まで言った海外で一番きれいかも

ロンドンにあるバスは赤色が目立つこちらのバス。
基本二階建て。バスの利用方法は前から乗り、乗る時のみピッ。降りるときは真ん中より降車。日本の定額のバスと同じ感じ。

こんな感じ

朝市までは電車を乗り継ぐのでいざ駅へ。

【電車】

ちょうど終着駅だった
中は綺麗。サンフランシスコの500倍綺麗

【ポートベロー・マーケット】

Ladbroke Grove駅

ビックベンヘ行っても朝早すぎるので、朝市というか朝からやっている市場へ。

地下鉄ノッティング・ヒル・ゲート駅から1キロと書いてあったが、ここはLadbroke Grove駅なので、すぐに市場が始まっていた。

人が少ないタイミングで急いで撮った

長い。とても長い。その上に人がすでにたくさんいる。
距離が長すぎるので1時間~2時間以内で終えようとことになった。買い物の目当ては「銀食器でいいのがあれば」と思ったのだが、なかなか刺さるものがなかった。指輪コレクターなのでカッコイイ指輪を買った。そして何か気になっていた香水の露店へ。香水コレクターでもある。

試すことができたのでちょっと試してみる。
兄さん「これジャスミン茶だよ」
と言われてへ~と言っている間に手に付けられていた。
ジャスミンかぁ、花の香系は好みではないな……。と思いながらつけてもらったところを嗅ぐ。

。は?ジャスミンじゃなくてジャスミン"茶”じゃん!完璧なジャスミン茶!よくあるジャスミン茶とか言いつつ結局ジャスミンもどきの匂いかと思ったらお茶だこれ!

赤津「これください!」
もう一つoceanという、スパイシーに近いアジアンテイストな匂いを選んだ。私の好きなジャンルの香りです。

で、小分けしたものを出すのかと思ったら直で容器に入れてくれた。

すげ~

ちなみに日本語が少し話せるらしく、「日本、旅行で行きました。いいところです」と頂いた。アリガトウ
名刺をくれました。同人作家なので名刺は嬉しい。HPはここだって↓

で、HPみたら市場の2,3倍のお値段。
市場では3mlが10ポンドでした。ここで買っておいてよかった…。

いろんな人が写真撮っていた壁の絵

人混みがエラいことになったのでこの辺で離脱。

【ビックベンヘ向かう途中にお昼ご飯】

市場からバスに乗り、駅最寄りについた辺りでお昼時になった。
バス停の近くにカフェがあり、席も空いていたため、ここでお昼をとることにした。

イングリッシュブレックファーストティー

フィッシュアンドチップスとイングリッシュブレックファーストティーを注文した。同行人は甘い物がよくてベリーケーキとアールグレイを注文。
紅茶。
美味しい!!当然のように美味しい。ポットで来るので3杯ほど飲めた。ミルクティーは大の苦手なのだが、せっかくミルクが付いてきたので飲んだ。
美味しい!!!日本のと口当たりが違うぞ?
紅茶にミルクを入れると変なドロみがあって嫌いである。上手く言えないが、紅茶とミルクが喧嘩して、口の中で紅茶とミルクが互いに俺だ俺だと味を主張し、紅茶の苦みとミルクの乳液感がキショイフージョンを起こして美味しくないのだ。いわゆるゲ〇に近い感覚が思い出されてダメ
とにかくミルクティーは吐き気を催すほど嫌いなのだ。
しかし!違う!口当たりが良いぞ。するりと飲める。

奥:ベリーパンケーキ
前左:フィッシュアンドチップス
前右:イングリッシュブレックファーストティー

フィッシュアンドチップスは当然おいしかった。イギリスでうまいのはスコーンとフィッシュアンドチップスだけと言われていたため。
まず魚が美味い。魚が脂っこいものではなく、身がしまってホクホクいる。脂身無いの最高。ありがとう。皮はパリパリ。骨が少ない。
衣は日本的なアジフライのような衣ではない。というか日本で近い揚げ方はないと思う。サクサクというよりかはもう少し柔らかめでザクザクしている。
ポテトの方だが、自分は「ポテト教の人」と言われていたほどポテトが好きである。ポテトはどこでどんなものを食べても絶対美味しいのだ。ここはサクサク系のポテト。

付け合わせのタルタルソースは美味しいが、この緑は初めて見た。これなんだろう?と思いながら食べたが、なんだろう?のままだった。微かな酸味とそれよりちょっと強い苦みがある。あとミントかなにかのハーブ系香辛料がめっちゃ強い。なんだこれ。
しかしよくみると豆の皮がある。恐らくグリーンピースだろうと思い、調べると、フィッシュアンドチップスの付け合わせ定番のマッシーピーというものらしい。グリーンピースかと思ったがえんどう豆だった。同行人は「グリーンピースだろ!」と譲らなかったがえんどう豆である。えんどう豆が生長する前がグリーンピースなので一緒っちゃ一緒だけど。
これを単品で食べるのは結構苦みと塩分がきついのだが、フィッシュアンドチップスにつけて食べると美味しい。大根おろしのように油分の重みが中和する。


お店はこちら「Cherry On」↓

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g186338-d21206938-Reviews-Cherry_On-London_England.html?m=19905


【なんだ、その味】

美味しい、美味しいとフィッシュアンドチップスを食べていたら同行人ベリーパンケーキに手を付けた。見た目はとても美味しそうだった。同行人がフィッシュアンドチップスから手を離し、2段になっていたパンケーキを丁寧に切る。ナイフはすっと入り、ソースもパンケーキによく絡んでいたので、美味しいかなと食べているのを待った。
明らかに表情が落ちて、口に入れたパンケーキに集中している。ま、まさかと思い声をかける。
「食べてみろ」
恐る恐る自分も食べてみる。

店の近くでバス待ちしているワンチャン。
イギリスでは普通にバス電車お店にワンチャンがいるのだサイコ~

あ~~~~~~~~~~~。
とても不味いとまでは行かない微妙な不味さ。完食はできるが二度目はないタイプの不味さ。まず生地がねっちょりしている。咀嚼するとムチョ・・・ネチョ・・・となる。

そして重い。味が重いのではなく、物理的に重い。『料理下手のキャラが作った、力づくで握られた圧縮おにぎり』の様に密度が高いタイプの重さがある。
これで味がスウィートだったらよかったのだが、パン。思いっきりパンである。小麦を舐めた味。
しかもちょっと焼きが足りなくて生地の味がする。パンケーキの焼く前のアレ。え?つまりこれって火をあんまり通していない?
いや、焼けているけど味が焼いていないときの味なんだが。

そんなことを話しつつソースにつけたのだが、意味なし。
すっっっっぱ!というか水あめみたいにベットリ…しているせいで口内の不快感が増した。
激甘なのは海外だから構わないのだが、この調味料的な酸っぱさは一体なんなんだ。ベリー系の酸味ですらない。というかベリーの味…?味なのか?ベリー味の味がする。
実際のブルーベリーやイチゴが乗っているのでそれを食べて「これがベリー味だろ」と確認をして、ソースを食べると「これはベリー味じゃないだろ」となる。
グミやジュースにある、人工甘味料で作られたベリー味の味。それを大量の水あめで25倍くらい薄くして、何かしら酸味と甘みのある調味料を大量にぶち込んだ味。つまり不快なベリー味。

ビックベン周辺

【ビックベンに行くまで】

イギリスって感じの駅

食事を終えて駅へ向かう。時刻表なんてものはないので、Google先生と地図で乗る電車を把握する。同行人と2,3回も指差し確認をしたので大丈夫だといざ乗り込め~。

電車の行先が途中で変更されていた

途中で行先変わったらしく、よくわからないところへ連れていかれた。
環状線のラインだったろ!途中で行先を変えるな!大阪環状線か?!

【ビックベン到着】

ビッグベンには人人人人!土曜日だししょうがない。微妙に曇り。ビッグベンの中には入れないので、遊覧船でも取る?とのことでチケット売り場に行くも、全部売り切れ!まだ10時だけど終船まで無し!ネット予約の時代、もうチケット売り場で買おうなんて手遅れなんだね。

すでに大量の人

すぐ近くの観覧車に乗れないか、移動。

【ロンドン・アイ(観覧車)のチケットを買おう】

これは夕方撮影したもの

ロンドン・アイと言って、2000年記念事業のために作ったものらしい。
チケット買う機械があるとのこと。
しかもこちらの遊覧船は観覧車とセット売りのしかなく、こちらなら遊覧船が乗れる!その分お高くなるが、旅行でお金のことを考えてはいけない。

タッチパネル式で、機械には観光客がたくさんいる。
赤津は中国語を勉強中なので英語より中国語の方がわかることもあり、言語設定で中国語を選択。日本人だと漢字の方が読みやすいのもある。どうやらロンドン・アイの周りにはアトラクションが3つあり、それと併せたチケットがセット売りされている。

え~と、観覧車は絶対ついているので、観覧車+遊覧船を選ぼう。


  1. 観覧車+遊覧船

  2. 観覧車+アトラクション3つ

  3. 観覧車+アトラクション2つ

  4. ……


1番だな、1番を押して会計画面を見ると…。


  1. 観覧車+アトラクション2つ


え?!なんで!?
1番なのにアトラクション付の奴になっている!
何度確認してもアトラクション付になるので、仕方なく英語で最初から入力していく。
英語だとちゃんと観覧車+遊覧船が選べました。
中国語だけのバグかい…。中国語で買うときは気を付けよう!

【その前に軽食】

ロンドン・アイに乗る時間まで少しあるので近くのカフェへ。

ダイナーみたいだ

同行人がポテト+ナゲットとフロートを注文。
店員さんが出来上がったポテト+ナゲットのバケットに、素手で鷲掴みしたケチャップをドサッ!!
す、素手……明らかにレジやぞうきんを触っていたその手で…流石海外だ…。

フロートは美味しかった。ポテナゲの味は…まぁ…普通よりの…
二度目はないです

ポテト教ですが、ここのポテトは二度目がない味です。以上です。

【ロンドン・アイに搭乗】

乗る時間になったと思ったら、チケットに記載されている時間は待機列に並べる時間だった。
長蛇の列。30分以上は待っていた。
雨曇りと聞いていたのだが、ド快晴。暑い!半袖で過ごす気温になってしまった。寒いと聞いていたので着こんで来てしまった。さらに、飛行機の疲れもあり若干の熱中症になってしまった。急いでつめた~い水を購入し、待機列を過ごす。

晴れてよかった

観覧車の中はクーラーが効いており、快適だった。よかった。これでクーラーなかったら終わるところだった。
10数人乗れるのだが、結構余裕があり、椅子もある。

日焼け止め必要なレベル
裏側

【遊覧船へ】

観覧車は30分ないくらいで終わり、そのまま遊覧船の時間になった。すぐ横だったので、流れるままに遊覧船へ。

船から

ガイドさんの解説付きなのだが英語。
残念ながら赤津は現役受験生の時代に英検3級をギリギリ1点で合格した人間。それでも頑張って聞き取ることにした!

これはロンドン橋じゃなくてタワーブリッジ

ガイドさん「これはロンドン橋ではなくてタワーブリッジですね。でも地元の人も観光客もこれをロンドン橋と言うので、これがロンドン橋でいいと思います」

いや~旅行してる

ガイドさん「そもそも本物のロンドン橋をロンドン橋と認知している人はいません。いたら俺に言ってください」

ロンドン橋はこっちである

ガイドさん「みなさん、橋の上の人が手を振っても振らなくても振りましょうね!ほら!振るんだ!!」

みんな手を振り返してくれる
ガイドさん曰く、こちらは地元の大学生チームらしい
赤津は写真撮るのが上手い

船に乗る前は半袖でも扱ったのだが、日が暮れてくるととっても寒い。上着を着て、フードを被ったのだがとても寒い。今度は凍死するかと思うほど寒かった。同行人はダウンを着ていた。

すっかり暮れてしまった

川がとても泥まみれだったのだが、ガイドさんの解説を知ってる単語だけで頑張ってリスニングしたところ、どうやらテムズ川の土は粘着質で泥っぽいらしい。
そのため、雨などで川の流れが強くなると泥っとしてしまい、見た目はあまり綺麗じゃなくなるらしい。

どろ~~っとしている

確かに臭いはしないので、ゴミや汚れではなく、土の性質の様だ。
船を降りる頃には18時過ぎで、帰路に就いた。

帰宅……したのだが

クタクタでホテルに着き、チェックインをした。
のだが、スタッフさんが何かを必死に訴えている。
英検3級、無事何も聞き取れず。
同行人も赤津より少し英語ができる程度なので、一生懸命リスニングをした。

スタッフ「実はもう部屋は埋まっていて、君らの部屋はない」
赤津「はい?
スタッフ「なので、同系列のホテルが近所にあるんだ。そこで泊まってほしい。とても広いんだ!」
赤津「明日こちらで集合なのですが、送迎はあるんですか?」
スタッフ「あるよ!とても広いところだから!期待してくれ!あ、もう送迎タクシー呼んだから!とても広いところだから!」

やたらと広いことをアピールしてくるスタッフさん。
ということでタクシーにのって、近くのホテル……。

空港へ戻った

全然近くじゃねぇ!
車で30分って近所か…?
こういったハプニングも旅の醍醐味である。同行人と笑いながらヘロヘロと部屋に入った。

確かに部屋は広かった

想定外の移動で帰宅時間が22時近くになってしまった。
シャワーを浴びて倒れるように就寝!

明日は午前中はツアーでロンドン市内を改めて観光。
午後は待ちに待った高級老舗ホテルBrown's Hotelでのアフタヌーンティー!

次回はアフタヌーンティー編>>>


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