赤津雅人

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赤津雅人

創作についての忘備録や、作品の投稿などしてますv HP:http://akatuakatu.wixsite.com/al-syrma-am お仕事等のご相談はDM またはメールにて【pqaa2008.shonen★gmail.com】

最近の記事

【日記】コミティア148参加 子供と邂逅す

今回配布したもの コミティア148に参加してきた。 今回は漫画を出したので、「少女漫画」のエリアでサークル申請。 本の内容はクリスマスをテーマにした少女のほのぼのハートフルストーリー。「見習いサンタが卒業するまで」のお話。 購入/もっとあるサンプルはこちら!(リンク) ……。 時期が違う! 本当は「クリスマスのお話一本描きたくなったぞ!12月のクリスマスに合わせて終わらせよう!」と思っていたが、家の事情でバタバタしていたら、もういくつ寝るとお正月。あ、ひな祭りも終わりま

    • HUIONのKamvas Pro 24 (4K)を買った話【感想/レビュー】

      ■はじめに(買うに至るまで)10年以上使っていた古いWacom製のペンタブからHUION製のペンタブに変えましたという話。 こちらが10年以上使っていた液タブ。 デジタルでお絵描きを始めた当初、板タブだったんだけど描きにくい!しばらく描いてもなれない!ので、液タブにするかと探すも高い! そんな中秋葉原の裏へ探しに行ったときに見つけたやつ。 ジャンクショップだったので動作保証なし。しかし店員いわく「動きますよ。一部変色してますが気にならないと思います」とのこと。 画像に

      • 「私の夢みた異世界」 第十一話:東雲

        第十話:彼者誰時 ↓  立花は亡くなったと花子は教授から教えられました。死因はトラックとの交通事故だそうです。ゼミが終わった際に教授から式場の案内を渡された花子は「何故私に」と教授に尋ねました。 「遺書に貴女の名前があった」 教授がその内容を話す前に、花子は案内を教授にさし返しました。教授の驚いた顔に花子は冷たく言います。 「私はもう、彼女に伝える事も彼女から伝えられる事もないので」 それから先、花子は立花の名を口にすることはありませんでした。  桜が散り、卒業生が

        • 「私の夢みた異世界」 第十話:彼者誰時

          第九話:未明 ↓  ティーモは気絶した花子を揺さぶります、花子はそれに答えるように目を覚ましました。 「ハナコ! よかった! アリエッタも一瞬気絶していて本当に不安だったよ」 「足の怪我、僕が治しておきました」 目を覚ましたメイザが花子の足から手を放します。 「大丈夫。ここを離れて」 ティーモはメイザに守られながらこの場所を離れました。ランはエルナたちが抑えていたため、ふたりに怪我はありませんでした。  戦況は均衡していました。魔物も花子たちも疲労で息が上がっていま

        【日記】コミティア148参加 子供と邂逅す

          「私の夢みた異世界」 第九話:未明

          第八話:夜更 ↓  現実はもうすぐ夏の匂いを感じる様になりました。そして、花子の就職活動はもうすぐ終わりを迎えようとしていました。なん十社も受けて残ったのは一つだけ。しかもまだ四次面接の結果待ちでした。花子は気が気ではない状態でアトリエに通っていました。アトリエに向かう途中の廊下で、教授が花子に話しかけてきました。 「鈴木さん、立花さんと連絡とっていたりしない?」 「連絡先は知らないです」 「そう。第一志望が受かってから連絡無くなったのよね~」 教授はそれだけで、いつも

          「私の夢みた異世界」 第九話:未明

          「私の夢みた異世界」 第八話:夜更

          第七話:可惜夜 ↓  異世界で花子はアリエッタと共にポラリスは最強のグループとして人々から期待されていました。道中では魔族の中でも強敵とされる魔物も花子とアリエッタにかかれば一日あれば充分でした。そして浄化させる魔法であるため、魔物になってしまったこちらの住民も元に戻せることもできます。そのため出会う人皆称え見送ってくれます。大した苦労をせずに得られる賞賛にアリエッタは心から喜び、余裕を見せます。花子も同じく喜んでいました。  イザールの賑わうメインホールから少し離れた立て

          「私の夢みた異世界」 第八話:夜更

          「私の夢みた異世界」 第七話:可惜夜

          第六話:夜陰 ↓ 「よ! いよいよだぞ」  ギルドの入り口でウェイズと出会い、出立するのが今日だと教えてくれました。そのためか、イザール周辺では浮き足たつ人々であふれていました。 「おーい! 早く入って! 移動始めるよ!」 ギルドの奥からチェイブが手招きしており、三人は駆け足でギルド内に入りました。  エルナやメイザ、他のギルドメンバーもメインホールに集まりました。チェイブは全員が見渡せる舞台に立ち上がり、気の引き締まった声で話し始めます。 「本日から『大峰の祭壇』に

          「私の夢みた異世界」 第七話:可惜夜

          「私の夢みた異世界」 第六話:夜陰

          第五話:深更 ↓  十二月三十一日十七時の新宿駅東口広場にはまばらに人がいる程度でした。東口にある大型スクリーンには年末の特番が流れており、大きな笑い声が街に広がっています。花子は広場にある段差に腰を掛け、寒い中にもかかわらずスマートフォンを触っていました。 「続き、思いつかないな」 ネットに投稿している小説のネタに詰まり、花子は立ち上がったり座ったり少し歩いたりを繰り返していました。出店のクレープを買いつつも、スマートフォンのメモ帳とにらめっこをしています。もう日が暮

          「私の夢みた異世界」 第六話:夜陰

          「私の夢みた異世界」 第五話:深更

          第四話:暮夜 ↓ 「花子、髪の毛黒にしたんだね」 いつものファミレスで、いつもの大量の揚げ物と肉料理を頼み、いつものように食事をしていた花子と西垣、林でしたが、花子の髪の色が黒に戻っていました。 「就活始まるから」 「そうだよねぇ。私もほんのり茶色だったけど真っ黒にしたよ。つまんない」 同じく就活をする西垣も黒色になっていました。三人は服も髪型も色もバラバラで過ごしてきました。自分の好きな自分を存分に作っていたのです。しかし、今は周りに溶け込んでしまいそうな見た目でし

          「私の夢みた異世界」 第五話:深更

          「私の夢みた異世界」 第四話:暮夜

          第三話:宵 ↓  花子が自室で目を覚ますと外は強い日差しが差していました。もう凍える季節に差し掛かっています。そのため、これほど日が強いとお昼過ぎです。   「え? 今何時?」   時計は正午を回っていました。 「花子〜。起きてる?」 ノックをしながら母親が部屋に入ってきました。 「中々降りてこないからどこか遊びに行ったのかと思ったわ。いつも休日でも九時に起きているのに、珍しいわね」 お昼ご飯の準備ができた事を伝えに来た母は、不思議がりながらも戸を閉めました。 「

          「私の夢みた異世界」 第四話:暮夜

          「私の夢みた異世界」 第三話:宵

          第二話:逢魔時 ↓  花子に戦いの知識は勿論ありません。しかし、力としてはアリエッタと同じく、最強の魔法使いです。魔法で攻撃することに慣れるために、依頼の中でも比較的簡単なものをエルナが選んでくれていました。ウェイズは簡単なのは手応えがないと愚痴を吐きますが、メイザに説得されていました。クエストの内容はこの街、エラセドからすぐそこにある森で出現した魔物の退治でした。 「さ、行こう」 ギルド内で昼食を済ませて、ポラリスは森へと出向きました。  クエストの場所、そこは花子が

          「私の夢みた異世界」 第三話:宵

          「私の夢みた異世界」 第二話:逢魔時

          第一話:夕月夜 ↓  異世界に行き、現実世界に帰ってきた花子は自宅に帰り再び眠りにつきました。その時は、異世界に行くことがありませんでした。しかし、手の痛みと足の腫れは治りません。花子は大学の授業中に、昨日のことで頭がいっぱいでした。ティーモやエルナ、異世界で出会った人たちのことを思い出します。やはりあちらは夢なのか?また悩んでしまいました。異世界で自分は最強で、何もしなくても周りが称賛してくれる。対人に関しての満足はあちらのほうがいいでしょう。ぽーっと教室から木枯らしが吹

          「私の夢みた異世界」 第二話:逢魔時

          「私の夢みた異世界」 第一話:夕月夜

           異世界。それは現実世界では見られない魔法や、生物、社会が存在しています。現実世界の勤労や勉学から解放されて、冒険をしたいと思う人は多くいる事でしょう。新たな人生を歩みたい、今ある人間関係を全て捨てたい。その衝動を一気に叶えることができる異世界は、現在、ひとつのエンターテイメントになっています。この物語で語るのは「鈴木花子」という少女、いえ、人間が異世界と現世を生きる話です。  鈴木花子。書類の例に書かれそうな程普通の名前です。ですが、それに反するように彼女の見た目は派手でし

          「私の夢みた異世界」 第一話:夕月夜

          イラスト集におけるRGB印刷のすすめ

          前書き私のイラストを見ている方はわかると思うのですが、私の絵は彩度が高く、黒が多いです。 そして同人誌イラスト集は「CMYKで印刷」が多めです。というかほとんどCMYK印刷なはず。 CMYK印刷はどうしても色が抑え気味になります。 そうすると自分のイラスト的には致命的。 なので「RGB印刷」で検索をかけて探します。 しかし!当然ですがRBG印刷でしかも小ロット(10部前後)なんてほぼないです。 そしてRGB印刷としても色味がただビビットになっているだけじゃ意味がないで

          イラスト集におけるRGB印刷のすすめ

          四作作ってわかった「完結させる理由」

          #ゲームの作り方  というタグがあったのと、ちょうど今四作目が公開し終わったので。 ノベルゲーム(サウンドノベル)を作り続けているのですが、初心者の方とかの役に立てば幸いです。目次から気になる項目に飛んでください。 ちなみに何作も作る方向けです。「一作だけ!」って方は参考にならないと思います。 ①初めてのサウンドノベルこちらはギャルゲにしようとして諦めて一本道話になった作品です。 初めてなのでいろいろ調べるわけです。 「どうやって作るのか」「何から手を付けるのか」

          四作作ってわかった「完結させる理由」