"The Frozen World" 和訳 (※意訳)
映画「皇帝ペンギン」の主題歌を歌ったエミリー・シモン(※敬称略)の
"The Frozen World"に非常に心打たれたので、
書き殴るように意訳してしまいました。
(深夜テンションで進めているので、恥ずかしくなったらいずれ消すかもしれないです)
私のために
扉を開けてくれますか
真っ白な大地、白銀世界への扉を
ただ見つめていたいだけ
広大な雪原を
再び集まるそのときまで
私たちはここの住人だから
この氷が溶けてしまったなら
そこには海が広がって
嗚呼、見えるでしょう
私たちがどれだけ美しいのかを
静寂が流れて
この星は終わる
純白の砂漠の中で
太陽が氷にキスをする
それは煌々と眩しくて
私たちは再び一つになれる
凍てつくこの大地の上で
この地が溶けてしまったなら
大海原へとなるでしょう
嗚呼、あなたに見えるでしょうか
私たちの美しい姿を
個人的な感想ですが、この曲は本編の主題歌である"All is White"よりも
南極の厳しさ・荘厳さを表現しているようにも感じます。
生まれたばかりの雛が南極の初めての冬に震え、暖かい南国を夢見る心を歌っているのが"All is White"ならば
この曲 "The Frozen World"は、幾度の冬の厳しさを乗り越えて
再び繁殖のために舞い戻る成鳥の心境を歌ったものだと思いました。
地球上で最も過酷な子育てをするとも言われるコウテイペンギン。
近年の気候変動により、このまま海氷が減少すれば
絶滅してしまう恐れも出てくるそうです。
https://www.wired.com/2009/01/penguins/
そんな非情な現実への哀情を抱えながらも、
懸命に子孫を残し、未来を繋いでいくコウテイペンギンの気高さや神聖さを
この曲からはひしひしと感じました。
早く映画が見たいぞ〜〜〜〜〜〜〜!(レンタル待ち)