「現場合わせ」と「再現性」のアクティブラーニング
たった1回の授業を紹介するだけで、すでに10回を費やしています。
いざ自分のやっていることを言語化すると、これほどまで長々と説明を要するものとは思ってもみませんでした。
実は、このブログでは101の技法を集めることを目的としています。
とはいっても、技法は「知っている」ことと「使える」ことは大違いです。
「知って」はいても、使ってみると「あれ違うな」なんてことがよくあります。
その時は「現場合わせ」です。
今でこそ大学で文系科目を教えていますが、20代の時はなんちゃってエンジニアをやっていました。現場の状況に合わせて改良や修理をするなんてこともよくありました。
関係ないですね(^0^;)
ですから、上手くいかないからって慌てることも、腹を立てることもありません。その状況を楽しんで、やり方を見つけていくことが肝心です。
そうはいっても、私は先生がヒーローになる必要を感じていません。
「目立ってなんぼ」的な先生の在り方にも疑問を感じています。
「学級王国」なんてもってのほかです。
組織で働いている限りは、誰でもできるし、誰でも同じような結果が出せること。
つまり「再現性」が必要です。
私だけできればいいとか、「他の人にはできないでしょフフン」と鼻で笑うような態度を見ると、駆け寄って張りっ倒したくなります(ウソです)。
そこで、「再現性」を考慮すると、いろいろな技法を切り分けて紹介することは後回しにして、まずは私の授業実践の解説をすることにしました。
というのも、私の授業はある程度モジュール化をしているので、一つ一つの局面について、細かく説明すれば誰でも使えると考えたからです。
また、そうしたモジュールについては、学生や他の教員にもやってもらったときの場の様子が、ほぼ変わりない状態となるので、「再現性」については証明済みといっていいでしょう。
良いと思ったものは、ぜひ使ってみてください。
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