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議論と対話

問いは、集団のコミュニケーションを誘発する

問いのデザイン P26

問いのデザインを読み始めました。著者のお話を聞くからそれまでに読んでおこうという楽しみ方です。この方法で自身に気付きが多いことを経験として得ているので楽しみです。
まだ30ページほどしか読んでいませんが、立ち止まって考えることが多く、頭の中をぐるぐるしています。
その中で、1日考えていたのが、議論と対話

議論〜合意形成や意思決定のための納得解を決める話し合い
対話〜自由な雰囲気の中で行われる新たな意味づけをつくる話し合い

問いのデザイン P26

この2つの違いをしっかり理解した上で、授業していたかなと問い直しました。

もう少し掘り下げていくと
議論〜関係者の合意形成や意思決定・論理的・主張の正しさ
   効率性・結論を決める・全員で協力しながら納得解を導く
対話〜自由な雰囲気の中で・意味づけを共有・お互いの理解を深める
   新たな意味づけ
また、対話についてこのように書かれています。

自分とは異なる意見に対して早急な判断や評価を下さずに、どのような前提からその意味づけがなされているのか、「理解を深める」ことを重視します。
それはすなわち、自分自身の前提を相対化し、理解することにもつながります。
結果として、お互いに共通する新たな意味を発見し、自分たちにとっての現実を形づくっていくことができます。

問いのデザイン P27

対話のベースとして関係性、教師の在り方も重要な気がします。
そして、学びの過程を大切にすること。
いつも結局ここに帰ってくる。
主体的・対話的・深い学びの捉え方もまた少し深まった気がします。

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