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3月23日 注目を浴びる経験を何度も
3月23日ですね。
昨日の朝はWBCの決勝戦でしびれましたね。残念ながら私は八回の少しの間しか見られませんでした。打ち合わせが続いてしまったので。
今回のWBCは、私は帯広への出張や、大阪への旅などが重なり、あまり集中して見てはいません。
そのため、あまり語る資格はないのです。
それを前提であえていうなら、こうやって優勝できたのは、決めるべきところで、決めるべき人が決めたことが大きいですね。
不調に苦しんだ村上選手が打ってくれたメキシコ戦でのサヨナラタイムリーヒットや、吉田選手の同点ホームランなど。
決めるべきところで決めるべき人が決める。それは、第二回WBCの決勝で勝ち越し打を放ったイチロー選手の姿も記憶に新しいです。
いわゆる、土壇場で発揮する力。
私たちは今まで、スポーツの名試合の中で何度も目撃してきました。
これ、私たちに無縁だと思ってませんか。
しょせん、ああいう晴れ舞台は選ばれた人にだけ用意され、選ばれた人だから結果を残せるのだと。
これは、スポーツの中だけの話ではありません。
いざという場面で集中し、そこで結果を出せるか出さないかによって、人の実績や知名度は上がります。
こういう現場をどれだけたくさん集中し、そこでいかに対応してきたか。それによって人の一生は大きく変わります。
私たちもスポーツ選手ほどの注目される場ではないものの、人生にはいくらでもそういう場が用意されています。
特に社会に出た後は、探せばそういう機会に巡り合えます。学生時代は学校が用意してくれますが、社会に出たあとは会社や組織が用意してくれます。さらに自分で探すこともできます。
ただしその達成感はオンライン上では得られないはずです。
リアルの場で同じ空気感の中で何かを成し遂げてこそ。
例えば、最近e-スポーツが盛り上がっています。あれも戦う舞台こそバーチャル世界の中ですが、実は観客が見守るリアルの場で戦うからあれほどの緊張感や高揚感に包まれるのです。
私たちがそういう場を経験するにはどうすればよいか。
上にも書いたように、そういう場は探せばたくさんあります。
何かのイベントに出る。その場で司会進行を担う。また発表や登壇をする。
身内のイベントからはじめてもいいです。少しずつ登壇の場を経験することが大事なのです。
その時に失敗するしないはありません。まず出た事自体が一つの成果であり勝利なのですから。
ただ、何もしなかったら、そもそも勝ち負けも失敗も成功もありません。そして何もしなかった事は、人生の決算の中でも何もしない人生につながってしまいます。
何でもいいから外に出て、リアルの場でやってみましょう。プロ野球選手ほどじゃなくてもいいので。
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