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11月26日 ハワイで学んだこと③
11月26日ですね。
昨日に続いて、ハワイで学んだことを書きます。
オンかオフか。0か1か。
私たちの生活はこの両極端だけで成り立っておらず、中間もあるはずです。
ただ、私も含めた日本人は、仕事とプライベートで完全に態度が分かれてしまうことが多いようです。
仕事中は私語厳禁。謹厳に実直に仕事する。それがわが国民性。
ただ、向こうの方は仕事中でも和気藹々と私語をして喋ってました。
日本では見られないほどに。
ただ、私語もしながら、それぞれの方はやるべき作業はきっちりとしているように見えました。
この仕事を苦行ととらえない態度は、決して観光客向けの雰囲気作りではなく、心からのものでした。同じホテル業界にいる次女も日本とは全然違うと言っていました。
仕事を楽しくやる。
私の中でハワイで印象に残ったことの一つです。
こう書くと日本人の大多数もそうありたいと思う、当たり前のことです。ですが、これがなかなか難しい。
国民性から来る組織の同調圧力でしょう。
私も大多数の人と同じく、仕事は嫌です。
特に組織の中で働くのが嫌なので、自分のペースとやり方と場所を満たせるようなワークスタイルを追求して今に至りました。
その一環で、私は昔から、集中してさっさと仕事を終わらせ、オンとオフを分けてプライベートでは仕事のことは全く考えないような性分でした。
つまり、仕事中は黙々と仕事をするタイプです。
が、経営者になってからは、公私混同が当たり前の毎日です。
仕事中でもプライベートの時間を混じらせますし、プライベートでも仕事の事を考えるのが当たり前になっています。
また、自分のペースで仕事ができるようになってからは、仕事も好きになってきています。
ただ、この考えは経営者や個人事業主にとっては長所になるのでしょうが、チームにとっては難しい気がします。
公私混同を好まず、公私でメリハリをつけたい人もいるでしょうから。
また、チームである以上、自分のしたいやり方、時間、場所で仕事をすることは難しくなります。
チームを構築した以上は、どこかにストレスを加えなければならない。とすれば、ハワイの皆さんの仕事のやり方を見習わなければ、と思いました。
ハワイの皆さんの仕事ぶりを見ていると、公私をどう分けようと、仕事が苦行になってはならないと思いました。
南国だから日本と違う、と切り捨てるのではなく、普段からああした雰囲気でやれないものか、と考えています。
そろそろ、諸外国に比べて幸福度が低いとされる、わが国の労働環境を変えていかないと。
弊社は来年から事務所を構える予定で動いています。
せっかく構えた事務所も、そこがビジネスライクな場所になるならば、リモートワークのままの方がマシに思えます。
皆さんと考えながら体制を構築したいと思います。
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