3月24日 違う文化や価値観に謙虚を
3月24日ですね。
少し前の話ですが、19日の日曜日に大阪の鶴橋に行ってました。
この近くには生野コリアタウンがあります。
キムチを買ったり、珍しい商品を冷やかしたり。
韓国の化粧品や食品の店が軒を並べ、とても賑やかでした。
うちの家族に加え、韓国人の次女の彼氏と五人で町を訪れました。
その前の金曜日に築地でその彼氏に初めて会いました。
酒席をともにすることで、とても興味深い隣国の文化に触れることができました。
韓国のマナーによると、目上の方と食事をする際は、口元を見せてはならず、横を向くそうです。
目線を合わせることも失礼にあたるので合わせないとも。
こういうマナーは鶴橋や新大久保を訪れるだけでは、あまり教わることがありません。
私も今まで知らずに過ごしてきました。
娘からは韓国の彼氏のことや文化について多少は聞いていました。が、やはり実際に会ってみると違います。
新たな発見もありました。
歳を重ねてくると、知ったつもりになっている事が増えてきます。
おそらく私も知ったつもりになっていることがたくさんあるはずです。
ビジネスも現場でも技術でも同じ。
知っているつもりと実際に知ることの間には大きな隔たりがあります。
ビジネスの仕組みが多少理解できたように思えても、それは日本の中での話。国や文化が違うと実は通じないことがたくさんあります。しょせんは日本の中でのビジネスでしかないのです。
同じ国の中でも会社や組織が違えば文化も変わります。
今回、韓国の方とのご縁は、まさにそれを感じさせてくれました。
自分の知識など日本国内の限られた環境でのことに過ぎません。
地球規模で拡げたとしても、人類の文化や地球環境の中で培われた知識にすぎないのです。
他の民族や文化の事も知らぬのに、自分の知識や価値観を押し付けてはならない。
仮に他の惑星の生命体と知り合いになっても、ヒューマノイドの知識や価値観を押し付けるなどもってのほか。
もっともっと謙虚になって、まずは身近なビジネスや仕事、社会の事について学ばなければ。
自分が無知であることを自覚し、学ぶ事にもっとどん欲にならなければ。