4月5日 オッペンハイマーの冷静さに学びたい
4月5日ですね。
先日、映画「オッペンハイマー」を見に行きました。
そこで描かれていたのは、制作しようとすると原爆の熱とは真逆の、冷静であろうとするオッペンハイマーの姿でした。
内面ではさまざまな屈託があろうとも、そして、公職追放の危機に陥ろうとも、あくまで冷静であろうとするオッペンハイマー。
そこには、人格がそうであることも大きいのですが、その前に、科学者として冷静であろうとする理性の力を感じました。
オッペンハイマーは、理論的にも優れた学者でしたが、それ以上に、組織を率いる統率者として優れていました。
私がこの映画で個人的に最も共鳴したのは、統率者としてのあるべき姿を見たからです。
決して声を荒げず、それでいて果断に判断し、迅速にことを進める。
その姿勢が、あれほど大きな、そして人類史上未曾有のトリニティ実験の成功に繋がったのでしょう。
普段から、私は様々な人と話をします。商談、打ち合わせ、伴走開発などなど。
その際、声を荒げず、イライラした様子と見せず、内面はおくびにも出さず冷静にことを進めることを心がけていますが、オッペンハイマーの域に達するにはまだまだでしょう。
私のやっている業務の規模など、マンハッタン計画に比べて微々たるものです。
ただ、毎日が私にとっての挑戦であり、全てが私の学びにつながっています。
まだまだこの先も私には苦難が待っているでしょうが、冷静にことを進める意識だけは持ち続けようと思います。
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