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8月18日 kintoneも適材適所に提案

8月18日ですね。

昨日のサイボウズユーザーフェスティバルで、サイボウズOfficeのユーザー会が発足しました。今までユーザー会がなかったことの方が意外でしたが、私も早速登録してみました。

サイボウズOfficeはグループウェアです。サイボウズ社が展開するグループウエアは、上位のサービスであるGaroonと、少し安価なサービスであるサイボウズOfficeの二つに分かれています。かつては無料版であるサイボウズ Liveもありました。

上に書いた三つはグループウエアです。そのため、掲示板やカレンダー、TodoやMessenger機能が最初から使える状態で備わっています。いわゆるパッケージです。

kintoneはその自由度の高さが魅力です。が、初期状態は何もありません。アプリストアからテンプレートを導入すれば100以上のアプリが導入できるとは言え、グループウェアのように最初から必要となる機能が全て使える形で用意されていることはありません。

また、kintoneの自由度の高さは、長所であるとともに短所でもあります。
なんでも作れる一方、あるレベルから先の構築はスキルが求められます。
その構築を、組織のITスキルがこなせれば問題ありません。ですが、外注してカスタマイズを行うと、継続的に外注先に保守を依頼しなければなりません。

通常の企業であれば、専任の担当者が何年にもわたってその任務を担うことも可能です。引き継ぎもいつかは行われるはずです。
てすが、NPOや自治会やPTAといった非営利団体は、そこまで予算が潤沢ではありません。また、自治会やPTAは役員自体が毎年変わる場合が多いため、役員のITリテラシーが年によって変動するリスクがあります。

そういう組織にはkintoneではなく、サイボウズOfficeこそが適していると思います。導入してすぐにグループウエアの各機能が使えるからです。仕様変更もkintoneほど頻繁にないため、引継ぎも容易です。

私は、こうした非営利団体に対するIT化の取り組みを以前から行なっています。
サイボウズLive、そしてサイボウズOfficeと自治会に導入してきた経験があります。

kintoneは確かに便利です。奥も深いし、やれることはたくさんあります。が、kintoneを何でもかんでも相手に薦めてしまうと、うまくいかないケースも出てくるはずです。

ただ、自治会やPTAにサイボウズOfficeを積極的に薦めるにしても、予算の問題はついて回ります。ご予算が割り当てられない以上、弊社が自社の提供業務として打ち出したところで、ご依頼はあまりいただけない可能性もあります。

そう考えると、もし弊社がやるとすれば、おそらく代表である私個人の作業にとどめておくのがよいかなと思います。
私個人がサイボウズOfficeを勧められれば、弊社の業務に影響を与えずに活動が出来る気がします。その一環として、上記のユーザー会でも活動できればと思っています。例えばkintone Caféのように。

こういう硬軟取り混ぜた提案が出来るような体制に、早く弊社を持っていきたいものです。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。