5月21日 kintoneライトコースとアソシエイト資格
5月21日ですね。
先週金曜日のkintone Café 神奈川 Vol.17では、ライトコース縛りでアプリ作成のお題が出されました。
そして、皆でアプリ作成にチャレンジしました。
今回、加藤さんが名古屋で仕入れて、初めて取り組んだでした企画でした。やってみてとても勉強になりました。
私自身、実は今までライトコースは一度も使ったことがありません。全て、スタンダードコースでした。
スタンダードコースはアプリのカスタマイズが可能です。
なので、初めからカスタマイズありきで考える癖がついてしまっています。
もちろん、頭では標準機能でやるべきところは標準機能でやるべきなのはわかっています。
ですが、たとえパズルのような謎解きであろうとも、少し頭をひねって工夫すればできることも、その努力を放棄してカスタマイズに走ってしまいます。
ただし、そもそもここでパズルと言っているようではダメです。
きちんと標準機能を理解し切っておけば、実はそれはパズルでもなんでもないのです。ただ単に標準機能を知らないからパズルになってしまっているだけなのかもしれません。
とはいえ、どうしてもkintoneの標準機能ではできないことはあります。
その時、初めて判断が必要になります。
どの機能をkintoneで行なえばよいか。カスタマイズが必要なのか、外部のサービスやツール(例えばExcel)で作業してデータを取り込むのか。
そのためには、まずどこまでをkintoneの標準機能でできるかの知識が必要です。
ここで、kintoneアソシエイト試験の話が出てきます。
この試験はkintoneの入門的な内容です。ただし、幅広くkintoneの機能についての知識を知っていないと受かりません。私の周りでも何回も落ちた方が何人もいます。
アソシエイト試験のような試験を軽んじたり、下に見る方は大勢います。私もkintoneエバンジェリストの更新で必要と言われるまでは取る気はありませんでしたので、その気持ちは分かります。
ただし、アソシエイト資格を持っていないと、その構築がカスタマイズ頼りになり、歪になってしまうケースも見てきました。
おそらく私自身もカスタマイズ頼りのいびつな構成になっていたかもしれません。
歪な構成のまま、構築を進めてしまうといざ運用になった時にその歪さがさらに著しくなったり、仕様変更が起こった場合にさらに屋上屋を重ねるようなカスタマイズを余儀なくされてしまいます。
そうならないためにも、まずはライトコースでできる標準機能について、どこまでできるのかの知識は必要なのです。しかもそれが完全に頭の中に身についていなければなりません。
弊社が今後、新たにメンバーを雇用する場合も、アソシエイト試験の資格は必須にするつもりです。
今回のkintone Café 神奈川をきっかけに、やはりアソシエイトをもっていないとあかんな、と思いました。