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3月29日 少子化対策は生産性向上

3月29日ですね。


昨晩テレビで伊藤忠商事が早出勤の際に朝食などを支給する取り組みにより、女性社員の出産率が三倍に上がったというニュースを見ました。


良い取り組みですね。


昨年のわが国の出生数が80万人を割り込んだニュースもありました。政府推計よりも11年も早いペースのようです。


それに至ってようやく政府も異次元の少子化対策に乗り出したそうですが、すでに手遅れ。ちょっとやそっとの対策では人数も出生率も回復しないという推計もあります。


政治や経済の仕組みも人がいてこそ。

売る商品があっても、買う人がいなければ売れません。税金を集めても、人がいなければ使い道は減るばかり。

もっとも、使おうにも作業する人は減り、営業する人も減るのですが。


伊藤忠商事のような商社は、物の売り買いが減れば自社の存在意義に関わってきます。当然の施策だと思います。


IT業界も同じです。システムも使う人がいて成り立ちます。


私もかつて、常駐作業が忙しくて娘たちの相手ができなかった頃、これだけ働いても、子育てを蔑ろにしていてはそもそもの経済が立ちいかなくなる、と内心で不満に思っていました。

私のその時の想いがあるので、弊社は子育ては優先的な課題と受け止め、時短勤務を取り入れています。

ただし、弊社は多様なお客様を多数並行して請け負うスタイルです。

お客様によって業務や実装や連絡手段は変わります。それに対応するためには、皆さんにお願いしている時間内で終わらせられるよう、生産性を上げてもらうしかありません。

または、もう一つ別の柱である自社サービスを立ち上げ、そちらで安定的な業務についてもらうか。

もちろん、生産性をあげるためには人工知能を用いたサービスも積極的に使っていきます。


作業を楽にし、人を減らすための人工知能。

それを使って人を増やすための施策に取り組むことに矛盾を感じます。


が、経営の観点からは生産性を上げつつ、ライフスタイルを向上させるにはそれしか思いつかないです。

さらに生産性を上げていきたいと思います。

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Yoshikazu Nagai(長井 祥和)
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。