3月7日 株価に踊らされず、既存のやり方に頼らない地道な変革を
3月7日ですね。
日経平均株価が過去最高値を叩き出しているという報道がされてます。
ところが、かつてのバブル期のように浮かれた感じはなく、わが国から斜陽感が拭えません。
私は経済の専門家でもなんでもないので、GDPが横ばいであるにも関わらず、日経平均株価が上がっている相関関係を説明できません。
ただ、少なくとも浮かれている場合ではないことがわかります。
そして、悲観すべきでもないと思っています。
ここ一ヶ月の間、十勝や山梨、居場所づくりなどさまざまな場所を訪問しました。
志のある人は、危機感を感じ、次のステップに踏み出しています。
昭和の成功体験にきっぱり別れを告げ、新たな枠組みから作り直しています。
都会への一極集中から地方での活性化を。
地方の産物の豊かさを生かして新たな試みを。
既存の教育システムをスクラップアンドビルドして教育を。
そうした試みがそこからのわが国を変えていくことを期待します。
そう思えるのは、教育のレベルが低下していると叫ばれている割に、まだ壊滅的な荒廃までは至っていないからです。現場の教員の先生方がなんとか持ち堪えているため、読み書き話す、作る計算する能力が保たれているのは救いです。
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既存の教育システムの限界は確かに来ています。ですが、わが国が維持されるための教育体制はまだ崩壊していません。
教育体制が残されている限り、GDPが横ばいでドイツに抜かれても、挽回の余地はあると思ってます。
長期停滞の原因はいろいろとあるのでしょうが、要は既存の仕組みが通用しなくなっているにもかかわらず、それにしがみついたことが長期低落の原因の一つであることは明確です。
地方の志ある人を起点に、新たな取り組みを積極的に進め、株価高騰に踊らされずに地道に継続する。そうすれば、わが国にはまだ可能性がある。
そう信じ、前と上を向きましょう!