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9月18日 雑談力と街歩き
9月18日ですね。
新潟の街が初めてだったことは前日にも書きました。
初日は一緒に行動した方と新潟の中心部、それも酒場系を主に行動しました。
夜は一人で古町の方まで足を伸ばし、かつての港町風情が残る新潟の夜を散策しました。
翌日は自転車を借りて、古町からさらに海岸に出て、そこから東区、北区の方面へ。30数キロ漕いできました。
こうした移動によって、新潟の街の様子や町勢がだいぶ理解できました。
歩きや自転車での街巡りは私の趣味であり、大きな楽しみです。
また、実益を兼ねた趣味でもあります。
こうした行動のメリットは、雑談力につながります。特に地方に行った時、そこの地の人と話す際には、その地の良さや他の地との比較など、いくらでも挙げられます。
これだけで雑談の話の種としては十分に場が持ちます。
誰もがどこかに住んでいます。だから街歩きから得られる知識を話題にするだけで場が盛り上がり、話の種は尽きません。
会話とは、お互いの認識のズレを埋めるためのもの。だとすれば、街の話題こそは一番当たり障りがありません。かつ、相手を褒めやすい話題です。
また、その街の話題の中からは、文化、芸術、飲食、名所、寺社仏閣、スポーツ、産業、暮らしなどの個別の話題にも展開できます。そこでお互いの趣味嗜好の共通点が見つかれば、そこを深掘りするだけで数時間はあっという間に過ぎます。
さほどコミニケーション能力に優れているわけでもない私が、受注を次々と獲得できる秘訣があるとすれば、この雑談力かもしれません。
以前にもここに書いたかもしれませんが、かつての私は雑談が苦手でした。が、聞くことと街歩きを雑談に加えることで、雑談力は格段に向上しました。
街に興味をもつことは、相手への興味につながります。
会話とは相手への興味から始まります。
誰しも、自分に興味を持ってくれる人に好意を持つことは心理学的にも実証されているようです。
もちろんこうした行いを意識的にする方もいるでしょう。戦略的にこうした話題を入れると、少し打算の匂いが鼻につきます。
受注を増やしたいからといって、わざとらしく街歩きをして見ても、わざとらしければ逆効果になりかねません。
ただ、私の場合はもともと街歩きが好きです。相手の住んでいる場所に対しての興味と関心が尽きません。
もし、街に興味を持つのであれば、商談の事など考えずに自分の興味のまま歩いてみると良いかもしれません。
雑談力を高めるためにも、街に興味を持つところから始めてみると良いかもしれませんね。
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