6月7日 「システムの目的は人を幸せにすることにあります」の深掘り
6月7日ですね。
kintone hive Osakaでは多くの学びと刺激を受けました。
「システムの目的は人を幸せにすることにあります」と、前々日にここに書きました。
kintone hiveって、そういう人たちの集まりなので、共感しやすいのです。
たど、幸せになりたい人が集まる、と書くと宗教?と思われかねません。
しかし、違います。
同じ教義を信じる仲間と同じ場を共有して信心を確かめ合う事は、確かに効果があることでしょう。
が、在家信者である限り、それぞれが仕事の場に戻り、生計のための各々の課題が待っています。
kintone hiveは、kintoneを軸としと同じ場で得られる共感も確かにあります。ですが、その場で学んだ業務改善のやり方を具体的に持ち帰り、生計のための各々の課題を改善するために実践することができます。
宗教を否定する気はありませんが、得られる効果が各自の信心次第であるのに比べて、kintone hiveはより具体的な効果があります。
誰もが仕事をしなければ生きていけません。
であれば、稼ぐために少しでも業務を改善し、幸せになりたい。これは人として自然な感情だと思います。
怠惰をめざすのではなく、勤勉から正当な対価を得るために学んで改善する。これが重要です。
自分が誰かのために役に立てる、という手応えが持てるのも、こうした労働の効果です。
ただ単に稼ぐためだけに仕事をしていても、そこで終わりです。それ以上のことはなく、疲弊します。
また若くしてFIREを達成しても、結局自分の好きなことだけに没頭する生活には飽きが来て、また労働に戻る事例もよく見かけます。
ところが、人から頼りにされたり、感謝されたりすることで、途端に人は嬉しくなります。幸せになります。
仕事の上でkintoneを使って改善するだけで、人は喜ばれる、人のために役に立っているという実感を得られます。
「システムの目的は人を幸せにすることにあります」というのは、システムを使う方が幸せになることだけでなく、作った本人も感謝され、頼られることで幸せになれる意味も込められていると思います。