お子が立った!意志の疎通…?【生後8ヶ月】
お子が生後9ヶ月になった。
今月はたまたま知り合いや友人の出産が重なって、4人もの誕生報告を聞いた。その度に、お子が産まれたばかりの頃の写真を見返しては、その小ささにびっくりして。
新生児期の記憶がない。とはよく聞いてはいたものの、本当にその通りで、あの頃どんな生活をしていたのか、どうやってここまで過ごしてきたのか、全然思い出せないから不思議だなあと思う。
とはいえ、今日のお子が一番幼くて、これから大きくなっていく一方。0歳の頃がとてつもなく幼く感じる日もきっとすぐにくるのだろう。
今月も、かけがえのないお子の今を、書き残しておこうと思う。
お子、1ヶ月の変化
お子が立った…!
先月つかまり立ちをマスターしたところだったのに、早すぎませんか…?
つかまり立ちができるようになったなと思ったら、そこからいつの間にかゆっくり自分で座れるようになり、いつの間にか片手でつかまり立ちできるようになって、いつの間にかつかまり立ちした後に手を離して自分で数秒立てるようになっていた。
8ヶ月の終わりには、抱っこからおろした後そのまま立っていたり、壁や床においてあるものに捕まって立ち上がり、そのまま10〜30秒ほど立っている姿をよく見かけるように。
初めて立ったのを発見した時は、アルプスの少女ハイジのように「立った!お子が立った!」と夫と二人で感動だったなあ。
ハイハイも高速に。お目当てのおもちゃを見つけた時の、目の輝きとスピードが凄まじい。特に、私が冷蔵庫を開けると、その音に反応してものすごい速さにこっちにやってくる。なぜ。
最近は、お子の名前を呼ぶと、ニコニコしながらハイハイでこっちにきてぎゅーっとしてくれるようになった。たまらなく可愛い…!(気分じゃない時は、こっちに来てくれないことも多いけど)
私が立っている時に、足元まできて私の足をぎゅーーとして、抱っこをせがんでくるのも、たまらなく可愛い…!
座っている私の膝によじのぼることもできるし、テーブルに沿ってつたい歩きもできるようになってきた。きっと、何もつかまらずに歩ける日もすぐなんだろうなあ。
とにかく動きたい盛りのお子。今までは、私と夫が行く場所へどこへでも一緒に行けていたけれど、最近はお子が動けるスペースがある場所でないと難しく、一緒に行ける場所がかなり限られてきてしまった。またもう少し大きくなればフェーズも変わってくるはず。
離乳食を、3回食へ
先月から開始した離乳食。この1ヶ月でも、いろんな変化があった。
まず、2回食からすぐに3回食へ。それにより、授乳回数が多分1回減った。地味に大きな変化。(そういえば、今月くらいから授乳はなぜか立って飲みたがるように。不思議)
最初は、運ばれるごはんを楽しそうに食べていただけだったところから、次第にスプーンは自分で持つの!と主張してくるように。
私がすくったものを一緒に持って、一緒に口へ運んで、を繰り返して。少しずつ、口を大きく開けられるようになって、いつの間にかモグモグも上手になった。
以前から少しずつ進めていたコップ飲み練習、最初は小さなおちょこで。その後はトレーニング用のコップ、そして今は普通の子供用のコップでも上手に飲めるようになった。
モリモリ楽しく食べていた離乳食にも次第に飽きてきたのか、食べてる途中で遊ぶように。いきなり手を「はーい!」と挙げてみたり、首をかしげて「ねー!」とおばたのお兄さんのようにポーズを取ったり、おもむろに食器を頭の上に乗せてニコニコしてみたり。
それだけならいいものの、椅子の上に立つようになってしまったり、飽きると不機嫌になってしまったりと、なかなか難しい。
いまだに、どのくらいの柔らかさ・大きさなら食べられるのか、どれだけの量を食べられるのか全然わかんない。なんとなく掴めたなと思ったらすぐにまたフェーズが変わってくるので、週末が近づくと「来週の離乳食どうしようかな…」と考えたり調べたりしている。そんなことをしていると、いつの間にかお昼寝時間が終わっているし、休日のどちらかは1週間分の離乳食づくりでほぼ終わってしまう。
私がそれなりに料理も好きで、お子もなんだかんだほとんど食べてくれるのでそれなりの負担ですんでいるけれど、離乳食、いろいろ難しい。
なんでも自分でやりたがるお子、9ヶ月になったのを機に、手づかみ食べにも挑戦してみようと思う。
今月デビューの食べもの
今月は夏野菜が一気に手に入るようになったので、デビューのものがたくさん…!
・お粥(7倍がゆ、5倍がゆ、4倍がゆ)
・食パン
・オートミール
・大根
・キャベツ
・バナナ
・かぶ
・玉ねぎ
・ピーマン
・なす
・きゅうり
・ズッキーニ
・じゃがいも
・納豆
→納豆だけは本当に苦手だったみたいで、一口食べてめちゃくちゃ不機嫌になって、その後全く食べず、「おえっ」としてた。
・ヨーグルト
・きな粉
・鶏ささみ
・ツナ水煮缶
・片栗粉
・鶏胸肉・鶏ひき肉
・牛乳
・小松菜
・卵黄
おしゃべりの種類が増えた!
喃語?が少しずつ増えてきているお子。「んぶぶ」「あぶぶ」「ばばば」「ぶぶぶ」が言えるようになって、機嫌がいいときは常になんか喋っていてかわいい。
あと、「う」でいろんな感情を表してくれるように。まるで「うん!」と言いたげたな「う!」もあれば、「そのおもちゃじゃないの」みたいな不満げな「うぅ」やら、悲しさ満載の「う〜〜」やら。
こちらの言っていることもだいぶ理解できているようで、「う」だけで意思疎通がはかれている(ような気分になる)ことも増えてきた。
ご飯中、「お水が飲みたくなったら言ってね!」と伝えれば、お水がある方向を向いてお水が飲みたいアピールしてくるし、「抱っこする?」と聞けば、手を伸ばして抱っこの姿勢をとってみたり。少しずつお子とコミュニケーションがとれていることが、とてもうれしい。
その分、お子の主張も日に日に出てきているので、機嫌が悪いときにキーキー叫ぶこともよくあり、どうしてほしいのか分からず、夫とともにやられている。
最近の遊びのブーム
上の歯(犬歯)2本、下の前歯が2本生えてきていて、それが痒いのか、いろんなものをガジガジしている。お気に入りはツナ缶。ジョイントマットも自分でとれるようになってしまい、よくガジガジしている。
ガーゼやスプーンを落としては拾ってもらうのが好きで、拾うとニコニコしながら、またすぐに落とす。を、飽きずに永遠に繰り返している。
いつの間にか、両手で別のおもちゃを持つことや、左手から右手へものを動かすこともできるようになった。
手でつまむ動きも進化中。ミルク缶のなかに入れたボールなどのおもちゃを、片手で缶をおさえもう片方の手で自分で取れるようになった。(今までは、缶を押さえるのが難しかったり、そもそも缶のなかに手を入れようとしなかった)
家のものをいろいろ出すのにもハマっていて、本棚の本を取り出そうとしたり(ぎちぎちに本を詰めることで今のところ阻止中)、キッチンの扉を開けようとしたり(100均で防止アイテムを購入)、閉まってある自分の服を箱から全部出したり(諦めた)。
この前、初めてカーテンで自分でいないないばあをしていたのも、めちゃくちゃ可愛かったなあ。まだ1回しかやってくれていないけど、またやってくれないかなあ。
ねんね問題
お昼寝は2回(大体合計3時間弱くらい)で安定。最近は、寝る部屋に行くと私のお腹の上にやってきて、そのままそこで寝ていくことが多い。お昼寝はまだギャン泣きすることがほとんどで、お腹に乗せたままユサユサ揺らすと落ち着いて寝ていくことが多く、それに頼って寝かしつけしてしまう。
先月くらいまでは、朝まで授乳なしの日も少しずつ出てきていたのに、逆に今月は夜中に起きては授乳するのが癖になってしまったようで、起きるとギャン泣きでお腹空いたアピールをするように。ミルクも足してお腹いっぱいになって満足すると、ニコニコで1時間〜1時間半くらい遊んでいるのだけれど、その時に私の髪の毛を引っ張ったり、大きな声を出したり、ほっぺたをペチペチしたり、腕を噛んだりしてくるのが地味につらい。歯が生えてきているお子のガブっとは、普通に痛いです。
最近よく考えること
お子との時間を目一杯大切にしたいと思っている私。その点からすれば、今の生活はとても幸せなものの、不意に不安になることが多々ある。
お子が起きてる時も寝ている時も、お子のことばかり考えたり動いたりしているうちに、どんどん、自分のやりたいことが分からなくなってきている。
仕事はもちろん、趣味やちょっとした隙間時間さえ、「何がしたい?」と聞かれても分からなくなっていて。育児に疲れて、ひとり時間がほしいと心の底から思うのに、いざひとりの時間ができたとして、何もしたいことが浮かばず、そんな自分が悲しくて。
このまま何もない自分になっていくのは嫌だし、お子がこれから大きくなっていくときに「お母さん楽しそうだね」と言われたいし、お子のためにも、自分の人生を楽しんでいる自分でいたい。そのためには、このままの生活で大丈夫なのか。そんな不安が大きいのだと思う。
妊娠中から含めて、家族以外の人と話す機会も少なく常に孤独で、そんな生活が続くにつれ、人と関係性を築くことやコミュニケーションをとることにどんどんハードルが高くなって、怖さも感じていて。産後からも今もずっと、リハビリ中だと感じている。
もっと、友達がほしい。今月は、家に人が来てくれる機会が2回ほどあって、どちらもとても楽しかったので、そんな機会もこれからもっと増やしていけたらなあと思う。
新生児期の頃、自分達の食事はレトルトカレーに冷凍野菜を入れたものばかりだった記憶がある。そこから、少しずつ簡単な自炊ができるようになって、今では楽しむために料理をする日もできてきた。冷凍野菜を最後に買ったのはいつだったのか、いつから食事に余裕が生まれてきたのか。
お子のお昼寝時間は私の睡眠時間で、お子の就寝と共に私も就寝していたのに、いつからお昼寝も夜の数時間も、起きていて平気になったのか。
そもそも、毎月、毎日、どうやって日々を乗り越えてきたのか、思い出せない。何か励みがあったわけでもなく、ただ必死に毎日を生きてきた感覚。
そんなふうに、地続きの毎日は、過ごしているときは昨日と同じに感じるけど、きっと振り返れば、少しずつでも変化しているんだと思う。
本当に、今月もよく頑張った私。そして、いつもそばで支えてくれる夫、本当にありがとう。
そして、毎日満面の天使の笑みで私を幸せにしてくれるお子、本当にありがとう。夫とお子がいてくれるから、私は幸せ。本当に本当に、大好きで大事でたまらない。
今月も元気でいてくれてありがとう。
来月も、どうか元気でいてね。