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クソ一般人が将棋の定跡書を書けばどのくらい稼げるのか?
はじめに
はい、角交換四間飛車やばボーズ流の棋書を執筆したあくとです。
今でこそ将棋ウォーズの勝率ランキングで常に上位を争っている角交換四間飛車やばボーズ流ですが、当時は優秀だと言われていても、指し方が体系化されていませんでした。
そこで僕はやばボーズさんと一緒に角交換四間飛車やばボーズ流の棋書を書きました。
そして、それから棋書を書くのにはまり、3冊の棋書を書きました。
さて、そんな話は誰も興味がないでしょう。
このタイトルに惹かれた方は、クソ一般人が棋書を書けばどのくらい稼げるのか、要するにお前はいくら棋書を売り上げて、月にいくら収入を得てるんだ!?
それが知りたいはずです。
ちょうど確定申告の時期で書類を揃えたので、ここで僕が一年間に稼いだ印税の額を発表していきたいと思います!!
しかし、こんな生々しいお金の額を無料で全世界に公表するのはあまりにもリスキー。そんなに少ないの?とか、そんな儲けてるの?とか人によって価値観はいろいろだけど、具体的な金額を出すことで顰蹙を買う可能性があまりにも高いので、有料の記事にします。
有料の記事にして、お前はそんなことでまで金儲けしようとしてるのか?と顰蹙を買うリスクは取ります。(取るんかい)
有料にするからにはガチで全部書きます。
①棋書ごとの売り上げ部数
②一年間の利益
③制作時間をすべてバイトに費やしたとすればいくら稼げるか。
④何年で単純なバイトよりも割が良くなる計算か。
⑤結論、棋書制作はどれくらい儲かるか。
この5つの現実を直視し、分かりやすい図にして発表したいと思います。
(うう……)
棋書執筆を考えてるけど実際儲かるのかな?とか、自分の活動に取り入れてみようかな?って人にとっては結構重要な情報かも。
時間かけて棋書を書いて儲からないと知るよりも、300円でこの記事を読んでそんなに儲からないならやめようって思えたら安いものかもしれません。
別に情報商材じゃないので、こうすれば儲けられるとか、こうすればたくさん売れるとかは書きません。純粋に人の懐事情を覗くというある種の窃視趣味を満たしてくださいー
でもまあ、この情報を書くことは僕にしかできないからオリジナリティはあると思いますけどねー
僕が書いた棋書
僕が書いた棋書は三つ。
・『攻める後手番振り飛車角交換四間飛車やばボーズ流』
・『最後のフロンティア 相中飛車3三桂戦法』
・『相振りの裏定跡 4四角型向かい飛車』
基本的なロイヤリティについて
ここでは各同人出版サイトのロイヤリティの比較をしています。面白くないので興味がない人は飛ばしましょう!!
最初のやばボーズ流以外は一人で書いたので、ロイヤリティはすべて自分が貰っています。やばボーズ流はここまで売れるとは思っていなかったので、出版から半年の売り上げはやばボーズさんにもお渡ししていましたが、その後は「もうあくとくんが貰ってていいよ」と言ってもらえたので、今は実質全部僕が受け取っています。
やばボーズさんはいろいろと自分のもがいているところとか、頑張っている姿とかいつも見ていてくれて、本当にお世話になりっぱなしです。年齢も僕より三つ上くらいなので、面倒見の良いお兄ちゃんのように思っています。
ここでロイヤリティについてのお話です。自分は「楽天kobo」と「booth」呼ばれる電子書籍出版サイトで出版しているのですが、そのロイヤリティは以下の通り。
楽天kobo ↓
ロイヤリティ=(価格-消費税)×0.7。
要するにロイヤリティは7割です。
booth↓
ロイヤリティ=価格-手数料
手数料の算出の仕方は、(商品価格×0.056)+22円。つまり、手数料は値段の約6%。要するにロイヤリティは9.5割!
boothはお得ですね。
ということでここからは具体的にこの一年でいくらお金が入ったのか発表していこうと思いまーす。
①棋書ごとの売り上げ部数(去年1年間)
文章で書くのめんどうくせえ!
エクセルを作ったので画像をドン!
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