ドラマ日記『監察医 朝顔』(第6話)
法医学者の朝顔(上野樹里さん)と、その父で刑事の平(時任三郎さん)が、さまざまな事件と遺体に向かい合っていく、ヒューマンドラマ『監察医 朝顔』続編の第6話。発砲した桑原(風間俊介さん)が窮地に。
桑原が相談に乗っていた聖奈(中村里帆さん)の射殺を巡って、第三者の存在を主張する桑原。監察官・五十嵐(松角洋平さん)の厳しい尋問が続く中、次々と不利な証拠が出てきてしまい…というストーリー。
ドラマにおける警察の監察官役というと、『相棒』大河内監察官役の神保悟志さんが有名ですが、松角さんも違うタイプながら迫力十分。警察内部の嫌われ者ともいえる監察官を、憎々し気に演じています。
解剖という部分では、茶子(山口智子さん)不在で、朝顔は親族ということで外され、捜査という部分では、野毛山署に平が不在と不運も重なる展開。電話で早めに平に助けを求めればよかったのにね。
心配な咳をしていた祖父の浩之(柄本明さん)は案の定、入院予定。家も平に譲るような発言をしていることから、余命はわずかなのかも知れません。初回「私は、まだ気づいていなかった。私たち家族に残された時間が、そう長くはないことを」という朝顔の言葉が思い出されるところ。
次週で第一章完結ということから、桑原の冤罪は晴らされるとは思いますが、さてどうなりますか。