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女優ノート『佐久間由衣さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『彼女はキレイだった』&『ひきこもり先生』に出演する佐久間由衣さん。夫は俳優の綾野剛さん。

2013年、雑誌「ViVi」専属モデルからスタートとした佐久間さん。2014年には、映画『人狼ゲーム ビーストサイド』で女優デビュー。2015年には、ガールズラブがテーマの『トランジットガールズ』で早くもドラマ初主演。この時、W主演した伊藤沙莉さんとは、後に朝ドラで再共演することに。

女子×女子の“ガールズラブ”がメインテーマの、胸キュンが止まらない“ド”直球のラブストーリー。親同士の再婚により、ひとつ屋根の下で義姉妹となった、性格もルックスも好対照の2人(佐久間&伊藤さん)が、最悪の出会いから、反発しながらも恋を育んでいく。

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佐久間さんの名前を一躍高めたのが、朝ドラ『ひよっこ』(2017年)。佐久間さんは、主人公・みね子(有村架純さん)の幼馴染・時子役。同じ幼馴染の三男(泉澤祐希さん)を巡って、米屋の娘・さおり→米子(伊藤さん)と不思議な三角関係に。

高度成長期の真っただ中、日本の発展をささえたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々だった。この物語のヒロイン・谷田部みね子(有村さん)も、そのひとり。茨城県北西部の村に生まれ、集団就職で上京した“金の卵"ヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春期。

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視聴率は低迷したものの、なかなかの名作だったのが『明日の約束』(2017年)。男子高校生の死を巡るヒューマンミステリーで、佐久間さんは同じ高校を以前中退した女性役で、物語のキーマンを熱演しました。

“毒親”とも言える、過干渉な母親とのいびつな関係に悩んで育ってきた経験がある、高校のスクールカウンセラー・藍沢日向(井上真央さん)。ある日、日向は男子生徒から「好きです」と告白される。だが、翌日その彼は不可解な死を遂げてしまう。

『チア☆ダン』(2018年)、『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(2019年)の後、地上波連ドラのレギュラー出演が途絶えていましたが、ここに来て2本掛け持ち。主演映画『君は永遠にそいつらより若い』(2021年9月公開予定)も控えていますし、上昇気流かな。


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