新ドラマ『鉄オタ道子』&『駐在刑事3』&『金田一少年の事件簿』ほか
鉄道ファン(マニア)は昔から一定数いたように思いますが、近年は鉄オタや鉄子(女性鉄道ファン)という呼び方も一般的に。NHKでは『鉄オタ選手権』という単発番組をやっていたりします。
タモリさんや中川礼二さんなど、男性芸能人の鉄道ファンはよく知られていますが、最近では松井玲奈さんや市川紗椰さんなど、女性芸能人の中にも鉄オタを公言する人が増えてきました。
そんな中、玉城ティナさん主演のドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』が2022年1月7日からスタート。ちょっと旅気分で楽しそう。脚本は『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』の竹村武司さん、ほか。
有名家具メーカーの企画営業として働く、隠れ鉄道オタクの大兼久道子(玉城さん)。彼女は時間ができると1人列車に乗り込み、ローカル駅を目指し旅に出る。各地で出会うその場所で生きる人々、景色や絶品グルメを堪能しながら、本当の自分を探すオムニバス形式の旅情ドラマ。
言葉を整理することは、頭を整理すること。では警察官の詰め所である「交番」と「派出所」と「駐在所」の違いはどうか。前二つは同義で、警察官が交代で勤務する場所。公式名称として新しい方が「交番」。一方「駐在所」は警察官が居住。山間部など田舎に多いという違いがあります。
長寿マンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津は派出所勤務、ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の藤と川合は交番勤務で、共に警察寮暮らし。傑作映画『砂の器』の三木(緒形拳さん)は元亀嵩駐在所巡査という設定でした。「かめだ」→「かめだけ」の例のやつです。
そんな駐在所を舞台にした、寺島進さん主演のドラマ『駐在刑事 Season3』が、2022年1月14日から放送開始。笹本稜平さんの同名小説が原作で、脚本は『金田一少年の事件簿』の田子明弘さん、ほか。
かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、そして今は奥多摩の人々に“駐在さん”として親しまれている江波敦史(寺島さん)が主人公。奥多摩の魅力的な美しいロケーションを背景に、『人情とユーモア溢れるエピソード』と『謎が謎を呼ぶ殺人事件』を組み合わせた物語が展開。
2021年秋ドラマの特徴の一つは、秋元康さんの企画・原案(原作)ドラマが3本もあった事。『真犯人フラグ』『じゃない方の彼女』『この初恋はフィクションです』と見事に全部視聴継続していて、まんまと秋元さんの術中にハマっています(笑)。
そんな秋元さんのラブコメドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』が来年1月期にも登場。放送は『じゃない方の彼女』と同じ月曜のドラマプレミアム23枠。主演は佐々木希さんで、演出は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や『絶対正義』の西浦正記さん、ほか。
共演陣も解禁されており、テレビ局員役に金子ノブアキさん、人気ユーチューバー役に戸塚純貴さん、主人公の妹でシングルマザー役に若月佑美さん、パスポートセンターで働く、頑固で昔気質な父親役に遠藤憲一さん。
33歳を迎えた平千紗(佐々木さん)の前に現れた2人の男。安定のテレビ局員・榎本信(金子さん)と人気ユーチューバー・TAKTAK(戸塚さん)。新しい恋に向かって動き出す千紗ですが、頑固な父・総一郎(遠藤さん)のハードルもあり、彼女の恋路は山あり谷ありの連続!?
日本テレビの人気ドラマ『金田一少年の事件簿』シリーズ。歴代の主人公・金田一一はジャニーズ事務所のアイドルたちが務めてきました。初代は堂本剛さん、二代目は松本潤さん、三代目が亀梨和也さんで、四代目は山田涼介さんといずれもトップスターに。将来が約束された役柄と言えるでしょう。
そんな『金田一』の五代目主人公に、CDデビューしたばかりのなにわ男子・道枝駿佑さんが内定したと週刊女性が報じました。道枝さんはデビュー前から俳優としてもキャリアを重ね、演技にも定評がありますから、情報が本当ならば楽しみです。放送は来年4月期とのこと。
新ドラマではないのですが、ちょっと触れたい新映画『メタモルフォーゼの縁側』が来年夏に公開されるそうです。数々の賞を受賞した鶴谷香央理さんの同名マンガが原作で、自分も読みましたが面白いです。
BLが育む、年の差58歳の女の友情を描く物語で、主演は芦田愛菜さんで、共演に宮本信子さん。この二人、あの名作映画『阪急電車~片道15分の奇跡~』では祖母と孫役だっただけに胸熱。脚本も同映画を担当した岡田惠和さん。いい座組ですね。
亡き夫と通った思い出の喫茶店が閉店し、立ち寄った書店では料理本コーナーがいつもと違う場所に。 過ぎ去っていく時間に寂しさを覚えた時、彼女の目に止まったのは1冊のコミックス――。 75歳の老婦人と書店員の女子高生がBLを通じて織りなすのは、誰もまだ見たことがない日々でした。