ドラマ日記『その女、ジルバ』(第5話)
生を諦めていた負け組OLの笛吹新(池脇千鶴さん)が、ひょんなことからバーで働き始め、パワフルな高齢ホステスたちに感化され変わっていく人生賛歌ドラマ『その女、ジルバ』第5話。東京を去る、みかの巻。
退職願を出したスミレ(江口のりこさん)の告白に、仰天する新とみか(真飛聖さん)。その夜、バーで一同がスミレの愚痴を聞いていると、前園(山崎樹範さん)が1人でやってきて…というストーリー。
スミレのパワハラ疑惑は、同僚の嘆願書により消え、前園の踏ん張りで会社に残れることに。一方で、母からの手紙をもらったみかは、ついに故郷へ帰ることを決意という、まさかの展開。
みか「負けて帰るわけじゃないって思いたい」新「勝ちとか負けとかそんな風に括らなくてもいいんじゃないかな」、みか母「噂なんて風」と名言が続々。夢を持って上京し、東京を去る人間の切なさと希望。さだまさしさんの「案山子」に描かれた風景(どちらも島根)が思い出されました。
みかが出した結論は、初回の新の故郷・福島のシーンにつながる、原作とは違ったラストへの伏線なのかな。それとも…。
今週も大満足。来週は新とスミレに恋展開?