新ドラマ『恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～』
近年はオーディションではなくオファーで主演が決まることが多いとはいえ、朝ドラヒロインは若手女優の登竜門。作品の出来次第の部分も大きいですが、一気に全国区の知名度を得られる効果は健在。とはいえ、大事なのは朝ドラ後にどんな作品に出演していくか。
一方、民放にとっても朝ドラ女優をキャスティングすることは大きな話題を集めますので、なるべく旬な内に起用したいところ。積極的に動いているのがTBS（日曜劇場）と日本テレビ。特に日テレは、主役やヒロイン級の役どころを用意し、その後の作品にも度々起用（囲い込み）。
近年の例でいえば、杏『花咲舞が黙ってない』、吉高由里子『東京タラレバ娘』、波瑠『世界一難しい恋』、高畑充希『過保護のカホコ』、永野芽郁『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』など、いずれもヒット作となっており、日テレのキャスティング力を感じます。
#杉咲花 、朝ドラ後初のドラマ出演！ヤンキーと惹かれ合う恋に臆病な盲学校生に#恋です #ヤンキー君と白杖ガール https://t.co/nCVUDZgH46
— シネマトゥデイ (@cinematoday) July 12, 2021
そんな中、前の朝ドラ『おちょやん』のヒロインだった杉咲花さんが、10月期の日本テレビ『恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～』に主演決定。杉咲さんは朝ドラ後のドラマ初出演。
うおやまさんによるマンガ『ヤンキー君と白杖ガール』を原作としたラブコメディ。脚本は『花咲舞が黙ってない』や『東京タラレバ娘』など、日テレドラマを多く担当してきた松田裕子さん。
勝気だけど恋には臆病な盲学校の女の子・ユキコ（杉咲さん）と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキー・森生森生。ある日出会ってしまった運命の二人の、笑って泣けて、時々ハッとする新世代ラブコメディ。