ルームシェア系から“入れ替わり”まで!春の「恋愛ドラマ」をチェック
昨年はTBS火曜10時枠を中心に、恋愛ドラマ復活の年でした。『恋はつづくよどこまでも』 『いいね!光源氏くん』『私の家政夫ナギサさん』 『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『この恋あたためますか』『恋する母たち』『あのコの夢を見たんです。』など。
2021年春ドラマも、ルームシェア系から“入れ替わり”ものまで、ざっと数えたところ、13本の恋愛系ドラマが登場。期待作5本を中心に、情報を挙げておきます。
◆『大豆田とわ子と三人の元夫』(火曜夜9時、フジテレビ)
出演者:松たか子、松田龍平、角田晃広、岡田将生、市川実日子、石橋静河
原作:オリジナル 脚本:坂元裕二
建設会社社長で、娘と二人暮らしのバツ3のとわ子(松さん)が、元夫3人(松田さん・角田さん・岡田さん)が持ち込むトラブルに振り回されながらも奮闘する、ロマンティックコメディ。
名作多数の坂元裕二さんによる会話劇を、松さんを中心に『カルテット』の松田さん、『告白』の岡田さん、『半沢直樹』の角田さんがどう絡むかも楽しみ。市川さん&石橋さんの『恋あた』コンビも嬉しい。
◆『着飾る恋には理由があって』(火曜夜10時、TBS)
出演者:川口春奈、横浜流星、丸山隆平、向井理、山下美月、高橋文哉
原作:オリジナル 脚本:金子ありさ
インフルエンサーとしても活躍するくるみ(川口さん)。ひょんなことから、表参道の高級マンションで、年齢も職種もバラバラの男女5人暮らしがスタート。料理人で、ミニマリストの駿(横浜さん)との距離が縮まっていくラブストーリー。
カタカナ職業に高級マンションのシェアハウスと、バブル期のトレンディードラマのようですが、どんなストーリーでも、それなりに面白くしてくるTBS火曜ドラマ枠の信頼度よ。
◆『RISKY』(木曜深夜0時59分、MBSほか)
出演者:萩原みのり、山下リオ、古川雄輝、深川麻衣、宮近海斗
原作:オリジナル 脚本:坪田文
幼い頃に両親を亡くし、8歳上の姉(深川さん)に育てられてきたひなた(萩原さん)。ある出来事で姉まで失い、復讐のために、美香(山下さん)と元婚約者(古川さん)に近づいていくラブサスペンス。
3月25日からスタート済みの本作。初回を見た限りでは、文句なく面白い。萩原さんの演技の幅をあらためて再確認。ドラマ『表参道高校合唱部!』や映画『花束みたいな恋をした』を見た人はぜひ。
◆『あのときキスしておけば』(金曜夜11時15分、テレビ朝日)
出演者:松坂桃李、井浦新、麻生久美子、三浦翔平、岸本加世子
原作:オリジナル 脚本:大石静
漫画家の巴(麻生さん)と親しくなった、ポンコツ独身32歳の桃地(松坂さん)でしたが、巴が急死。悲しみにくれる中、桃地の前に、巴を名乗るおっさっん(井浦さん)が現れる、衝撃の“入れ替わり”ラブコメディ。
『おっさんずラブ』の貴島彩理プロデューサーが、再び“おっさん”ドラマを手掛ける本作。脚本は昨年『恋する母たち』も話題を呼んだ大石静さん。麻生さんが出ているドラマに外れなし(たぶん)。
◆『結婚できないにはワケがある。』(日曜夜11時55分、ABC放送ほか)
出演者:速水もこみち、若月佑美
原作:邑咲奇 脚本:モラル、桑島憲司
30歳までに結婚を夢見る後藤まりこ(若月さん)は、理想の男性・富澤課長(速水さん)と恋に落ちる。しかし、富澤には、「みちゅこ」(人形)を愛しているという秘密があった…不思議な三角関係によるラブストーリー。
異色の人形愛を絡めた恋愛ドラマなので、ダークホースとして挙げました。ドラマで活躍する乃木坂46出身女優の中で、『私の家政夫ナギサさん』『共演NG』と存在感を示した若月さんは、今最も注目しています(深川麻衣さんと山下美月さんも)。
残りはタイトルのみ挙げていきます。詳細はリンク先からどうぞ。
◆『恋はDeepに』(水曜夜10時、日本テレビ)
◆『理想のオトコ』(水曜深夜0時40分、テレビ東京)
◆『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子』(水曜深夜1時10分、テレビ東京)
◆『レンアイ漫画家』(木曜夜10時、フジテレビ)
◆『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。』(木曜夜11時59分、日本テレビ)
◆『ラブファントム』(木曜深夜0時59分、MBSほか)
◆『リコカツ』(金曜夜10時、TBS)
◆『私の夫は冷蔵庫に眠っている』(土曜夜11時25分、テレビ東京)