ドラマ日記『俺の家の話』(第2話)
プロレスラーの寿一(長瀬智也さん)が、能楽師の父・寿三郎(西田敏行さん)の介護のために引退。謎の女性ヘルパー・さくら(戸田恵理子さん)と介護&遺産相続を巡ってバトルを繰り広るホームドラマ『俺の家の話』第2話。長州力さんのリキ・ラリアットが炸裂しました。
寿一に宗家を継がせることを、寿三郎(西田敏行)が宣言したものの、門弟たちからは不満の声が続出。寿三郎は、1週間後に寿一に高砂を披露させることを約束してしまうのだが…というストーリー。
今回も“老人の性”など盛りだくさんな内容ながら、“お金”の話がメイン回。裕福そうに見えた宗家の懐事情(能楽の公演は平時から赤字が普通とか)、さくらの過去と率直な遺産相続への考え方、養育費も支払えない寿一の借金とバイト…結果、一人にした寿三郎は倒れてしまいました。
初回よりもさらに重い第2話ではありましたが、明るい材料も。寿一の宗家継承が門弟らからひとまず認められたこと、学習障害の秀生(羽村仁成さん)に能楽の才能があったこと、元妻ユカが(平岩紙さん)が結婚見込みなこと、そしてさくらが、金目当てだけの後妻業の女ではなさそうなこと。
ちなみに、ドラマが始まる直前にTBSラジオでは『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』を放送していますが、昨夜のゲストは長瀬さん(NがせTもや)さんでしたので、radikoでどうぞ(Youtubeにも何やら…)。
演出の金子文紀さんのカット割りが細かすぎると愚痴ったり、ドラマ内の長州力さんにリングで「リキ・ラリアット(リキラリアート)」をくらった長瀬さんが、現役レスラーから羨ましがられた(長州さんが現役引退しているから)話などをしていました。