冬の「恋愛ドラマ」をチェック
恋愛ドラマと一口に言っても、そこに占める恋愛要素の割合はさまざまで、恋愛がメインのものから、恋愛にサスペンスやホームドラマなどを掛け合わせたもの、お仕事ドラマのサブ的恋愛、あるいは微かに恋愛の匂いがするものまであります。
2022年1月期の冬ドラマで、広い意味で恋愛要素が含まれる作品は、ざっと13作品。まずは、恋愛メイン作品を挙げましょう。
『ユーチューバーに娘はやらん!』『恋の病と野郎組2』『ファイトソング』『部長と社畜の恋はもどかしい』『ハレ婚。』『パティシエさんとお嬢さん』
朝ドラ『おかえりモネ』を見ていた立場からすると、清原果耶さん主演のTBS火曜ドラマ『ファイトソング』を推したいところですが、『部長と社畜の恋はもどかしい』の組み合わせに惹かれます。続いて、恋愛掛け合わせ作品。
『恋せぬふたり』『私の正しいお兄ちゃん』『愛しい嘘~優しい闇』『シジュウカラ』『おいハンサム‼』
これは実はどれも期待作ばかり。でも本命は高橋一生さんと岸井ゆきのさんが、「アロマンティック・アセクシュアル」の男女を演じる『恋せぬふたり』。信頼のNHK「よるドラ」枠作品。『愛しい嘘』もキャストがいいかな。最後は恋愛要素がサブ、もしくは微かに匂い(BLとか)を感じる作品。
『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』『ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇』『ケイ×ヤク─あぶない相棒─』
2021年秋ドラマでは、「#俺たちの菅波」こと坂口健太郎さんの『婚姻届に判を捺しただけですが(ハンオシ)』はいまひとつでしたが、『最愛』『恋です!』『じゃない方の彼女』など、割と恋愛(含み)ドラマに恵まれたクールでした。さて、冬ドラマはいかに!?