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女優ノート『宮崎美子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年春ドラマ『リコカツ』に出演する宮崎美子さん。ホリプロ所属(追記:2024年度後期朝ドラ『おむすび』にも出演決定)。

1980年、熊本大学在学中に、カメラのCMで一世を風靡した宮崎さん。昨年はデビュー40周年記念のカレンダーを発売。再びビキニ姿を披露し、異例の大ヒットとなりました。

同じ年、当時のTBS昼帯ドラマ『元気です!』の主役に抜擢され、女優デビュー。翌年には、『3年B組金八先生』の姉妹編である『2年B組仙八先生』に出演。いわゆるマドンナ先生的な役どころで、初々しかった記憶が。生徒役にはシブがき隊の3人や三田寛子さん、本田恭章さんなどがいました。

新学期を迎えた桜中学に、2人の教師が赴任する。一人は、山の手の学校から赴任してきた伊達仙八郎(さとう宗幸さん)と新任教師、細川安子(宮崎さん)だ。仙八は、色々と問題のある2年B組の担任を命じられた。生徒たちは安子を“アンコ先生”と呼び、3サイズや処女かなど質問攻めに。

クイズ番組で見る、聡明で明るい宮崎さん像に近い作品としては、映画『雨あがる』(2000年)がありますが、意外に演技の幅は広く。朝ドラ『ごちそうさん』(2013年度)では、義娘・和枝(キムラ緑子さん)から「いけず」されるも、したたかさを持つ複雑な人物を好演。

食いしん坊の東京娘・卯野め以子(杏さん)が、偏屈な大阪男・西門悠太郎(東出昌大さん)に恋をし、大阪に嫁ぐことに…。食べることへの情熱は誰にも負けないめ以子が、様々な困難に逢いながらも、悠太郎への愛を貫き、たくましい「大阪の母」として激動の大正・昭和を力強く生き抜いていく。

母親役の代表格でもある宮崎さん。過去には、宮崎あおい・上野樹里・吉高由里子・満島ひかり・高畑充希など(敬称略)、様々な女優さんの母を演じましたが、記憶に新しいのは『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(2021年)。家族で上京してくるなど、結構出番が多い母親役でした。

地方の田舎町から上京してきた就活中の奈未(上白石萌音さん)。出版社の備品管理部の求人募集を見つけ面接を受けることに。そこで潤之介(玉森裕太さん)と運命の出会い。なんとか面接を乗り切った奈未は、無事採用されたものの、配属されたのは新設されたファッション雑誌編集部だった―。



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