俳優ノート『佐藤健さん』
気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、映画『護られなかった者たちへ』に主演する佐藤健さん。芸能事務所Co-LaVo所属。
『仮面ライダークウガ』(2000年)のオダギリジョーさんから始まる、平成ライダーシリーズ。現在では若手俳優の登竜門の一つであり、佐藤さんも『仮面ライダー電王』(2007年)で主役を演じました。
『ROOKIES』(2008年)、『ブラッディ・マンデイ』(2008、2010年)、『メイちゃんの執事』(2009年)とヒットドラマに立て続けに出演した後、大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)で幕末の人斬り・岡田以蔵役を演じ注目されます。
幕末史の奇跡と呼ばれた坂本龍馬の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視点で描いた時代劇。天保14年、高知城下。上士と下士の厳しい階級制度がある土佐藩で育った9歳の坂本龍馬は、ふとしたことから上士の少年を怒らせてしまう。
『龍馬伝』を演出した大友啓史監督が、NHK退職後に佐藤さんを抜擢し大ヒットさせたのが映画『るろうに剣心』シリーズ(2012~2021年)ですが、ハロルド作石さんの原作漫画が好きなので『BECK』(2010年)を挙げます。佐藤さんは、普通の高校生にみえて、実は天才ボーカリスト役を演じました。
平凡な毎日を送る高校生のコユキ(佐藤さん)は、天才的なギターテクニックを持つ、ニューヨーク帰りの南竜介(水嶋ヒロさん)と出会い、徐々に音楽にのめりこんでいく。夢に向かって突き進む5人の成長と友情を描いた青春ストーリー。
『Q10』(2010年)でプライムタイムドラマ初主演後は、『とんび』(2013年)、『天皇の料理番』(2015年)、『義母と娘のブルース』(2018年)と名作続き。最後は直近の代表作『恋はつづくよどこまでも』(2020年)かな。
偶然出会った医師・天堂(佐藤さん)に憧れ、看護師となった七瀬(上白石萌音さん)は、ついに再会。しかし、天堂は七瀬が思い描いていた人物とはまるで別人だった。超ドSな天堂に憤慨しつつも、仕事に恋にまっすぐな七瀬は、その根性で次々に起こる困難に食らいついていく。