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俳優ノート『仲村トオルさん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。(ハチナイ)』に主演する仲村トオルさん。妻は女優の鷲尾いさ子さん。

『湘南爆走族』(1987年)の暴走族役でデビューしたのが江口洋介さんなら、『ビー・バップ・ハイスクール』(1985年)のツッパリ高校生役でデビューしたのが仲村さん。映画は大ヒットし、全6作品とシリーズ化。ヒロインを演じた中山美穂さんの映画初出演作でもあります。

その後、同じくシリーズ化された大ヒットドラマ&映画『あぶない刑事』シリーズ(1986-2016年)にもメインキャストで出演。主人公のタカ(舘ひろしさん)&ユージ(柴田恭兵さん)にいじられる後輩刑事・トオル役で、視聴者に愛されました。

破天荒な刑事たちの活躍を描くバディ刑事アクション。港警察署捜査課のタカこと鷹山敏樹とユージこと大下勇次のコンビが、犯人逮捕のために横浜の街を駆け抜ける。

『あぶ刑事』のトオルのイメージを払拭した作品が、『眠れる森』(1998年)。主演は『ビーバップ』の中山美穂さんと木村拓哉さん。仲村さんは中山さん演じる女性の婚約者なのですが、実は…という役どころ。

1983年の雨のクリスマスイブ、福島県の市議会議員の家族が殺害され、12歳の次女だけが生き残った。 15年後の東京では、蘭園で働く大庭美奈子(中山さん)と恋人の浜崎輝一郎(仲村さん)が結婚を控えていた。 幼少期の記憶が曖昧な彼女は、自分の家族は交通事故で死んだと信じてきた。

『チーム・バチスタ』シリーズ(2008-2014年)白鳥役も当たり役ですが、最後は『家売るオンナ』シリーズ(2016-2019年)。後に主人公の三軒家万智(北川景子さん)と結婚することになる屋代課長役を、中間管理職の悲哀も含めコミカルに演じました。

天才的不動産屋、三軒家万智。口癖は『私に売れない家はない』。彼女の手にかかればどんな客でも必ず家を買うと言われている。客の人生最大の買い物をある時はダイナミックに、ある時は感動的に演出して売りまくる。


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