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俳優ノート『でんでんさん』
気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、朝ドラ『おかえりモネ』に出演、主人公(清原果耶さん)が働く森林組合の古参職員役を演じるでんでんさん。
1980年代に一世を風靡した、お笑いオーディション番組『お笑いスター誕生』。番組からは、とんねるずやウッチャンナンチャン、コロッケやシティーボーイズ、イッセー尾形さんらを輩出。でんでんさんもその一人。「みんな!ハッピーかい?」がお決まりのセリフ。
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1981年、映画『の・ようなもの』で俳優デビュー。以降、映画・ドラマともに出演作多数。そんな中、まず挙げたいのは、遠藤憲一さんの連ドラ初主演作『湯けむりスナイパー』(2009年)。でんでんさんは、人情味のある温泉宿の番頭役を好演。
引退した元殺し屋の源さん(遠藤さん)は、リストラされた中年男の仮面を被り、秘境の温泉宿の従業員として働き始めるのだが…。心にしみるストーリーながら、アクションあり、お色気ありの大人向けエンターテインメント!!
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続いては、実際に合った連続殺人事件をベースにした『冷たい熱帯魚』(2011年)。でんでんさんは、金のために殺人を繰り返す熱帯魚店の経営者を怪演し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など、各映画賞を受賞。
小さな熱帯魚店を経営する社本(吹越満さん)は、娘(梶原ひかりさん)が万引きしたとの連絡を受けてスーパーへと向かう。しかし、偶然居合わせた同業者・村田(でんでんさん)の取り成しで娘は無罪放免となり…。観る者を翻弄する衝撃の問題作。
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すでに朝ドラ5作品に出演しているでんでんさん。最後に取り上げるのは、もちろん『あまちゃん』(2013年)。袖が浜漁協の組合長にして「海女カフェ」のオーナー役。鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子さん)リサイタルの挨拶も良かったなあ。
母・春子(小泉今日子さん)に連れられ、東京から初めて北三陸にやってきたヒロイン・天野アキ(能年さん)は、祖母・夏(宮本信子さん)と出会う。祖母に憧れて海女を目指すアキは、やがて地元アイドルに。ヒロインの笑顔が元気を届ける人情喜劇。