新ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』&『コタローは1人暮らし』&『RISKY』
日本の現役脚本家の中で、最も信頼度が高い坂元裕二さん。23歳にして『東京ラブストーリー』を大ヒットさせて以来、『Mother』『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『問題のあるレストラン』『カルテット』と名作連発。公開中の映画『花束みたいな恋をした』も大ヒット中です。
そんな坂元さんは、2018年3月に連ドラ休止宣言をしていましたが、例の感染症の広がりの中、リモートで制作された『Living』でドラマ復帰。そして、ついに4月からスタートする『大豆田とわ子と三人の元夫』で連ドラを手掛けます。
主演は『カルテット』でも組んだ松たか子さんで、3度の離婚を経験した社長役。元夫役には、同じく『カルテット』の松田龍平さん、お笑いトリオ東京03の角田晃広さん、そして松さんとは映画『告白』でも共演した岡田将生さん。
建設会社の社長で、バツ3の大豆田とわ子(40歳)。中学3年生の娘・唄と二人暮らしをしているのだが、3人の元夫たちが、何かとトラブルを持ち込んきて…。東京・奥渋谷を舞台に、3人の元夫たちに振り回されながら、奮闘する、たまらなく愛おしいロマンティックコメディ。
次も4月期ドラマで、関ジャニ∞の横山裕さん主演『コタローは1人暮らし』。横山さんは連ドラ初主演だそうですが、同じグループの大倉忠義さんや丸山隆平さんと共に、俳優としてのキャリアも結構ある印象でしたから、ちょっと意外。
横山さんというと、『絶対零度』シリーズや『ON 異常犯罪捜査官』などの刑事役のイメージが強いですが、『13歳のハローワーク』では桐谷美玲さん、『累 -かさね-』では土屋太鳳さんとのキスシーンも話題になりました。
そんな横山さんの今回の作品は、累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックが原作。脚本は『のだめカンタービレ』の衛藤凛さん。演出は『きょうの猫村さん』の松本佳奈佳監督。
自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山さん)。ある日、隣の部屋に何やら訳アリな1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原瑛都さん)が引っ越してくる。コタローと衝撃の出会いを果たしたことで、狩野をはじめ同じアパートの住人たちも、少しずつ成長していくハートフル・コメディ。
最後は萩原みのりさん主演の4月期ドラマ『RISKY』。萩原さんといえば、昨年は主演作含め7本もの映画に出演。23歳にして幅広い役を演じ切る実力派。過去のメジャー作品を思い出すと、ドラマ『表参道高校合唱部!』での眼鏡っ子合唱部員役。夏合宿で部長に告白して振られた回が印象的でした。
そんな萩原さんの地上波連ドラ初主演となる本作は、「めちゃコミック」でランキング1位を獲得した人気漫画『RISKY~復讐は罪の味~』の実写化。脚本は『コウノドリ』の坪田文さん。共演に、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)さん、山下リオさん、深川麻衣さん、古川雄輝さん。
幼い頃に両親を亡くし、8歳上の姉(深川さん)に育てられてきたひなた(萩原さん)。ある出来事で姉まで失い、復讐のために、美香(山下さん)と元婚約者(古川さん)に近づいていき…というラブサスペンス。
共演者の名前を見て、『あまちゃん』『まんぷく』『べっぴんさん』と、つい過去の作品を思い出してしまう朝ドラ脳。下のGMT47メンバー写真では、中央が能年玲奈(のん)さん、緑が山下さん、赤が松岡茉優さん。『紅白歌合戦』にも出演しました。