ドラマ日記『天国と地獄 ~サイコな2人~』(第0話)

脚本家と俳優には相性みたいなものがあって、たびたび起用される俳優は「常連」などと呼ばれたりもします。例えば、宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとか、岡田惠和さんと有村架純さんとか。

そんな名コンビの一組が脚本家・森下佳子さんと女優・綾瀬はるかさん。二人は綾瀬さんの出世作『世界の中心で、愛をさけぶ』からの仲で、『白夜行』、『JIN-仁-』、『わたしを離さないで』、『義母と娘のブルース』とヒット作も多く。ちなみに、全てTBS。

そんな二人が再びタッグを組むTBS日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』が来年1月スタート。森下さんのオリジナル脚本で「女性刑事(綾瀬さん)とサイコパス殺人鬼の魂が入れ替わるエンターテイメント」だそうです。

殺人鬼役には高橋一生さん。高橋さんと森下さんといえば、大河ドラマ『おんな城主直虎』(2017年)。視聴率は低迷しましたが、傑作。高橋さん演じる政次の最後は、大河史上に残る名シーン。転生して現代に蘇ったか…。

女性刑事と同居するフリーターには柄本佑さん。柄本さんと森下さんといえば、まず『天皇の料理番』(2015年)でいうまでもなく傑作。翌年も『わたしを離さないで』に出演していて、ここでは綾瀬さんとも共演しています。

公式HPの煽り文「2人の魂が入れ替わった先には、互いの価値観を根底から揺るがす、予想もしない真実と“究極の愛”が待っていた──。」って、期待させますね。どんな愛だろう。

余談:森下さんの作品の中ではマイナーですが、NHKドラマ『だから私は推しました』(2019年)もおすすめ。地下アイドルにハマったオタクOLの話なんですが、最後には"推すって愛だ"の名言が待っていました。

名バイプレイヤーの桜井ユキさんの連ドラ初主演作。ブレイク中の白石聖さんは冴えない地下アイドル役ながら隠せない可愛さ。細田善彦さんがオタクリーダー役で、カッコいい役を演じています。

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