芸能事務所ノート「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」

俳優(女優)の多くが所属する芸能事務所について、放送中のドラマを絡めて書いていくシリーズ。第一弾はソニー系の芸能事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」。

歌手から俳優、タレント、お笑いまで多彩なSMAですが、本格的に俳優を発掘し始めたのは「SMAティーンズオーディション2005」で倉科カナさんがグランプリを受賞してから。倉科さんは『エリートヤンキー三郎』(2007年)などを経て、朝ドラ『ウェルかめ』(2009年)で主役に大抜擢。

現在『35歳の少女』で主人公の妹役を熱演している橋本愛さん。2008年に所属事務所が主催した「SMAニューカムHuA HuAオーディション」に応募してグランプリとなり、芸能活動をスタート。朝ドラ『あまちゃん』でブレイクするも、独自路線で唯一無二な女優になりつつあります。

朝ドラ『エール』のヒロインで、今年の『紅白歌合戦』の司会にも選ばれた二階堂ふみさん。彼女の場合はフリーペーパー『沖縄美少女図鑑』を目にしたSMAのスタッフが出向き、スカウト。『ヒミズ』(2012年)でヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞など、早くから演技力の高さは折り紙付き。

12月から主演ドラマ『今際の国のアリス』がNetflixで配信される土屋太鳳さん。彼女は元々は別事務所でしたが、 2012年にSMAに吸収合併された移籍組。朝ドラ『まれ』(2015年)の主演に抜擢されてからの活躍はご存知の通り。いまや、事務所一の売れっ子に。

他にも、『恋する母たち』での不倫弁護士役が絶賛されている森田望智さんや、『先生を消す方程式。』の生徒役の久保田紗友さん、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』でバドミントン選手役の黒島結菜さん、『七人の秘書』で盗撮された女子高生役を演じた永瀬莉子さんらがいます。

なお、男優陣にも成田凌さんや矢本悠馬さん、渡辺大知さんらがいるなど、なかなか層の厚い事務所になりつつあります。

追記:女優の森七菜さんが同事務所への移籍報道


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