女優ノート『関水渚さん』
気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はホリプロ所属で、2021年冬ドラマ『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』に出演する関水渚（せきみず なぎさ）さん。
芸能界の3大オーディションといえば「全日本国民的美少女コンテスト」、「東宝シンデレラ」、そして「ホリプロスカウトキャラバン」。実際、ホリプロ所属のトップ女優である深田恭子さん・綾瀬はるかさん・石原さとみさんは、同オーディションから輩出（高畑充希さんは別オーディション）。
とはいえ、同オーディションを経て、事務所がいくら推していても、必ずしも連ドラ主演級の女優になれるとは限らず。石橋杏奈さんや優希美青さんなど、一時期はずいぶん推されていましたが、現在はちょっと小休止。そんな中、ホリプロが今一番プッシュしているのが関水渚さん（22歳）。
映画『町田くんの世界』（2019年）では主役の一人に抜擢されて、映画賞を総なめ。『コンフィデンスマンJP プリンセス編』（2020年）では、ダー子（長澤まさみさん）の「子猫」としてチームに新加入する少女・コックリという、重要な役どころを演じました。
ドラマ初出演の『4分間のマリーゴールド』（2019年）では、主人公（福士蒼汰さん）の後輩消防士としてレギュラー出演。毎回、しっかりセリフもあるなど、存在感をみせました。
2期連続連ドラ出演となった『知らなくていいコト』（2020年）では、主人公・ケイト（吉高由里子さん）と同じ編集部の記者役で、ケイトの元彼（重岡大毅さん）と付き合うも、あっさり見限る今風女子を演じました。
そして、『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』（2020年）ではついにヒロイン役。放送延期の為か、全6話と短かったのは残念でしたが、田中圭さん＆山田涼介さんに挟まれながらも、堂々たるヒロインぶり。
深夜帯ではないプライムタイムの連ドラに、立て続けにレギュラー出演＆ヒロイン役に抜擢され続ける関水さん。一部では広瀬すずさんに顔が似ているともいわれていますが、来年ブレイクなるか注目です。