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ドラマ日記『姉ちゃんの恋人』(第5話)

ホームセンターに勤め、弟3人を養う”肝っ玉姉ちゃん”桃子(有村架純さん)と吉岡(林遣都さん)との恋を描くホームコメディ『姉ちゃんの恋人』第5話。桃子の恋が加速する中、吉岡がついに“過去”を告白しました。

前回、直球勝負で吉岡に告白した桃子。困った顔をするだけで、はっきりとした返事をくれない吉岡に不安になった桃子は、親友のみゆき(奈緒さん)をコンビニ前に招集し…というストーリー。

脚本家の岡田惠和さんが“当て書き”と語っていたように、今回の草野球シーンはまさに林さんの見せ場。小中学と野球経験者で、映画『バッテリー』で主演デビューした林さんだけに、投球もバッティングも本格的。“過去”を背負ってるために影のある吉岡の、本来の姿が鮮やかに浮かび上がりました。

桃子の叔父さんの菊雄(光石研さん)と吉岡の母・貴子(和久井映見さん)のシーンもよかったですね。吉岡の人柄をよく知っているけれど、苦労している姪の桃子に、これ以上背負わせたくもない、という苦悩。やついいちろうさんまでいて、よく考えると朝ドラ『ひよっこ』のすずふり亭裏庭状態。

そして、最後は吉岡が“過去”を桃子に告白。教師だった両親は二人とも辞職し、父は自死したというさらに重い“過去”も判明。なんだか、今回は岡田さん、背負わせまくるなあ。そんな吉岡を桃子がぎゅっと抱きしめて終了。物語は折り返し地点だけに、まだまだ紆余曲折がありそうです。



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